技術士(総合技術監理部門・建設部門)・RCCMなど資格取得の「らくちん必殺技?」の完成を目指すブログです。
合格発表が迫ってきました。この年度末の仕事でアタフタしながら、微妙な面持ちで発表を待っています。

しかし、今年はもう、新年度のことを考えることにしようと思います。部門と科目は、まだ迷っていますが、、まず、
願書作成にあたって専門とする事項について考えてみました。

①オーソドックスに幅広く設定するのが良いように思っています。

出来ればの話ですが、都市および地方計画であれば、「都市計画」、道路であれば「道路計画」というようなニュアンスです。
無理に幅を広げる必要はありませんが、絞り込みすぎるのは良くないし、当該科目の本流から違和感を感じるような設定は、口頭試験で反感を買うことさえあると思うのです。私は、建設環境の口頭試験で、失敗したなと感じた経験があります。

(私は、建設環境の時には、「生活環境の創出」を専門とする事項にしました。)
私が設定した「生活環境の創出」という専門事項は、公園緑地や道路や河川などの環境整備あるいは景観形成などの仕事のことでいわゆる計画系の領域です。建設環境の本流は「自然環境の保全」と「生活環境の保全」であり、自然環調査や環境アセスメントが建設環境における双璧の業務と認識されており、つまり調査系の試験官にとって計画屋は違和感のある存在なのだろうと思われます。
このことは、口頭試験の際に少なからず影響があったと考えています。例えば「都市計画の資格はお持ちですか」「都市計画の試験でも同じ経験論文を書かれたのですか」という質問です。「都市計画では、こういうことを専門事項としており、経験論文も違います。建設環境は、環境の側面から様々な建設技術領域にアプローチする技術であり、、、、」というような答えをしなければならなかった訳です。

(結果は、合格しましたが、、)
もともと生活環境も自然の力を生かすことがベースですから「自然環境の保全と活用」などとして、自然環境の準備も加えて試験に臨めば良かったと考えています。筆記試験は、専門事項に関わらずクリア出来たでしょうし、口頭試験でも違和感は少なかったと想像出来ます。調査系主流の建設環境という科目にとって、「生活環境の創出」というのは、まずい絞り込みだったと反省しています。
(実は、道路では、)
以前から「地区交通計画」にしようかと考えていました。市街地の交通計画の経験が多く都市計画に近い知見で得意だと考えていた技術だからです。しかし、建設環境の経験から専門事項を慎重に再考してみました。その結果、概略設計から詳細設計、道路構造物、トンネル、最近では、地域高規格道路の整備効果の検討など交通というより道路技術全般をアピールすべきと考えを改め「道路計画」としました。
おかげで、この試験は、道路計画全般に技術の整理と課題を強化する機会にもなりました。得意な個別技術を尊重するのは良いことですが、専門事項を小さく絞り込みすぎることは、自信の無さの現れとともに、向学心の欠落なのだとも思われます。

②口頭試験を意識して設定するのが良いと思います。
19年度以降、総監以外の部門の口頭試験は45分になりました。また、技術的体験論文のプレゼンが要求されます。
この変化を受けて、口頭試験は、次の3点が重点になりました。これでほぼ30分、20題強の設問がされると考えて良いと思います。
(1)技術的体験論文に関する設問が中心
(2)実務経験に関して2例程度設問が課される
(3)専門とする事項に関する基本的な見知を試される

(それぞれみてみると、)
(1)は、プレゼンに対する設問ですが、もちろん専門とする事項から題材を選ばなければいけません。
(2)は、質問してほしい内容を具体的に、その他をいくらか抽象的表現で書くのが鉄則です。質問してほしい内容は、技術的体験論文の題材以外に3例程度は必要と思われます。3例のうちふたつは専門とする事項、ひとつは専門とする事項がらみの少し幅広い業務というようなバランスが良いように思います。つまり、同じような仕事ばかりになると、ポイントにならないので、多面的な経験で専門事項を深めているということをアピールしなければならないということです。仕事の特徴や落としどころは分かりやすく伝えるように準備する必要があります。
(3)は、(1)(2)の内容が薄いと感じられたときに、キーワードを交えて、いくつも聞かれるようです。

(つまり、)
「専門とする事項がある程度広い」ほうが質問しやすい、、ということは試験官が加点しやすいということです。また、特徴の異なる業務経験を並べやすいので、受験者もアピールしやすいということです。

19年度からの口頭試験は、明確に「専門とする事項の試験になった」ということであり、「3義務2責務や倫理・技術士法に関する設問」などがめっきり減っているようですので、さらに「応用力や問題解決能力」が問われるということです。専門とする事項は、試験全体の攻略イメージを持って設定しなければならないということです。

③最後に
誤解にないように、お願いしたいのですが
専門とする事項は、科目の範囲からある程度絞り込むことで、専門性をより良く評価頂くことが狙いのはずですから、上の私の記述は、あくまでこういうケースのこういう考えもあるという程度の参考にお考え下さい。
専門とする事項は、受験者自身のお仕事の歴史や今後の抱負によってお考え頂くのがよろしいかと思います。



(参考:建設部門の科目の内容)
科目
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