技術士(総合技術監理部門・建設部門)・RCCMなど資格取得の「らくちん必殺技?」の完成を目指すブログです。
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・人口減少下で地域の活性化を図ることはそう簡単に出来ることではありません。難しい問題です。ただ、私は人口減少が土地利用に与える影響は、しばらく先の私にとって重要な仕事になるのではないかという気がしています。
・少子化の原因は、女性の高学歴化だそうです。多くの先進国も同様の経過を辿っています。
・「女性の子育てと両立した働きやすさの向上や希望を感じる社会づくり」が必要ということもありますが、「男女の平等感」が、人間の動物自然生態から乖離し過ぎると起こるのかもしれない自己否定現象ではないかという気もしています。
・都市計画的には、適正人口についてそろそろ議論され出しているようです。都市基盤を維持するのに5000万人とも1億人とも言われますが、私自身もう少し勉強しないといけません。
・そんなところですが、それがまちづくり3法が改正されて以来、地方部で打ち合わせをすると、必ずと言って良いほど「地方の切捨て」という言葉が聞かれました。確かに人口論から言えば、もうこれ以上基盤を増やす時期ではないのは事実ですが、人より車の数のほうが多いような地域で旧市街に集まれと言うのも少し乱暴な話だと思います。
・まちづくり3法の改正は、自民党公明党の圧勝のドサクサで強行してしまった改正ですが、政府にとっては今回の選挙での大敗という大きなツケを払ったことになるかもしれません。

前置きはこのくらいにして、、


建設一般の解答の大枠を再現してみました。(ちなみに、建設一般だけは、「はじめに--おわりに」という書き方をしています。)
下の問題を答えました。今年は白書のサブタイトルそのものだったのですが、勉強不足で白書とはずいぶん違うことを書いたようです。自分ではギリギリ60点はいけてるかなというところですが、皆さんに採点頂くとありがたいのですが、いかがでしょう。

※やっぱり、試験当日は、とりあえず埋めてしまうと「出来たような」気になるようです。冷静に考えると、少なからず問題を感じます。だんだん心配になって来ました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅱ-1.
産業構造の変化等により、人口減少にある地域における社会資本整備の課題を挙げ、厳しい税制制約の下で、地域の活性化を図っていくための社会資本整備のあり方について、具体的に示しあなたの意見を述べよ。


1、はじめに(社会資本整備の基本的な課題)

一次産業・二次産業の空洞化・人口減少・巨大地震の脅威の高まり・地球温暖化問題・そして地域活力の停滞
といった情勢変化と見極めについて述べる。・・・・・(全般の前提を書きました)・・・
そのうえで、
①時代情勢の課題を克服するための持続的可能な発展の基礎となる社会資本整備
②地域個性を活かした活性化を支援する社会資本整備

を課題とした。

2、社会資本整備方策と私の意見

①持続可能な発展の基礎となる社会資本整備
①ー1、コンパクトな市街地の形成
10年程度で、全国的にも世帯数までもが減少に転じる見込みである。このことは、土地利用に致命的な影響を与える可能性がある。市街地の荒廃や供給処理施設を含む都市基盤の維持コストの急増である。都市基盤を効率的に維持可能な適正人口への収束は多方面の研究と政策手段を見極めねばならないが、コンパクトな市街地への集約的コントロールが求められる。
具体には(市街地拡大の抑制・中心市街地活性化・特別用途地域や特定用途制限地域の指定、開発促進地区計画などの運用による計画的な拠点形成)←それぞれ簡単に、運用の要点をコメントしました。
①ー2、相乗効果の高い整備の推進
単品整備から地域づくりのストーリーに基づいたパッケージ型の整備への転換
政策評価・事業評価の導入と事業量の評価からアウトカム評価への転換
などが求められる。
(具体には、地域再生計画をはじめとする各種交付金制度の適切な運用、景観形成総合支援事業などストーリーに基づいた補助事業の適切な運用、すなわち、事業相互の相乗性評価を加えた、波及性の高いパッケージ型整備の推進)
①ー3、重点事業の明確化
時代情勢を見極め、課題を克服するための事業の重点化が求められる。
(・巨大地震の脅威の高まりに対する災害に強いまちづくり・高齢化社会に対応したバリアフリー・継続的で確実な推進が求められる地球温暖化対策など)

②地域個性による活性化の支援
②ー1、地域個性の再評価と活用
多くの構造物が維持更新の時期を迎えつつある。また、量から質へ地域地区に応じた都市基盤の高質化が求められる。
これらの更新整備に向けて、景観・環境・歴史文化資源の再評価、地域個性をテーマとした社会資本整備、観光や産業などに波及性の高い整備を期待される。
(景観計画とタイアップして地区景観の整備と景観形成総合支援事業などの活用・世界遺産、重要文化的景観制度など新たな歴史性の評価に着目した整備・中心市街地活性化とバリアフリーの観点による歩いて暮らせるまちづくり・などの基礎的な視点に加えて地域個性を掘り下げた独自のテーマによる整備が求められる。)

②-2、ローカルルールの重視
1.5車線道路やバス運行の規制緩和など地域の特性に応じたニーズに弾力的に答える整備も求められる。観光や産業活動などを公の空間で地域に応じた方法で支援する規制緩和方策の導入も検討の対象となる。
(ローカルルールの確立と運用・構造改革特区制度による規制緩和・まちづくり条例などの支援)

②ー3、多様な主体の参画を支援する社会資本整備の推進
住民・企業・NOP他多様な主体の参画による地域づくりと地域メンテナンスを支援
社会資本整備を担当する我々へのソフト領域への役割の期待は高く、協働の地域づくりの研鑽と実践そして手法の洗練が求められる。
(PIの導入・企業のCSR活動の推進・まちづくり協議会推進・景観整備機構や緑地管理機構などの活用・指定管理者制度の運用・事業コンペ方式の導入・コミュニティビジネスへの支援・地域ブランド開発支援等々及びこれらとタイアップした社会資本整備の推進)

3、おわりに
地域活力の停滞は重大な問題であるが、社会資本整備の観点で出せる答えには限界があり、様々な領域と協力した取り組みが必要である。また、人口減少下における土地利用コントロールは社会基盤の基礎的な懸案事項である。人口動態を見通し市街化の抑制を行うことは、モータリゼーションの進展した地方部の活力停滞を招く可能性をも孕む両刃の剣であることを忘れてはならない。
地域の活性化は、自己責任も伴うものであり、「選ばれる地域づくり」の競争でもある。私は、今後も研鑽を重ね、地域の自立的発展を促し支援することも念頭に置き、社会資本整備に全力で貢献する所存である。
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コメント
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2007/08/12(日) 11:46 | | #[ 編集]
ご無沙汰しています。
私の建設一般は、必ずしも安心できる解答とは思っていません。例えば、「過疎地対策」など縁辺部の対策が不十分とか、全くそのとおりのご指摘を頂いてもいます。その他、もう少し地域特性毎にどう考えるかなど口答試験までに自分の考えをさらに洗練させる必要があると思っています。

■しかし、総監河川と環境自然環境全の連ちゃんとは、やる気ムンムンですね。頭が下がります。

■総監については、確かに「専門科目」に紐付くのが原則かもしれませんが、総監的に合格水準が書けていれば問題ないように思います。どうせ、口答試験で経験論文をはじめとして、河川の経験を聞かれるはずですから、気にする必要は無いように思います。ちなみに、私の昨年度の「総監-都市計画」の論文は、駅前広場の改修計画がテーマでした。一応、都市交通施設ですが、道路交通っぽい記述でした。

■環境部門については、私も、一応将来計画に入っています。ここ2年ほど、国立公園の整備計画の仕事をしたのが、その動機です。
環境省も三位一体の改革を受けて、地方自治体への補助金施策として運営していた自然公園の保全管理を、直営あるいは交付金施策へと手法転換が進んできています。そのプロセスで、地域経済の疲弊などを背景として、観光をはじめとして地域振興の支援という姿勢を強めつつあります。そういう意味では、公設民営による環境保全を支える経済戦略の必要性も加味される情勢になってきていると感じています。
また、ご存知かもしれませんが、コウノトリで有名な兵庫県豊岡市では、「環境経済戦略」なるものを策定しています。「環境への取組が経済効果を生み、そのことによって環境を良くする取組を持続可能なものとしていく。さらにそのことによって、経済的に自立したまちを目指そうとするものです。」(豊岡市から引用)http://www.city.toyooka.hyogo.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=citc20000&WIT_oid=icityv2::Contents::1221
ということで、コウノトリの公園の中に、まさしく「コウノトリブランドグッズの販売所」を開設されています。「地場物産の直売施設」が建設部門的かどうかは議論のあるところですが、環境省的にもそういう発想がおかしいとは言えないようにも思いますが、、問題も精読していませんので、あくまで私見でした。

■というようなことで、やっぱり、しんぱいですが、試験モードの冷めない内に、経験論文をつくってしまわないと。。。
では、では、今後とも、よろしくお願いします。
2007/08/12(日) 23:27 | URL | mataihenda #sSHoJftA[ 編集]
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