技術士(総合技術監理部門・建設部門)・RCCMなど資格取得の「らくちん必殺技?」の完成を目指すブログです。
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試験対策を検討していると、技術士試験の公平性について考えてしまいます。

■どうも公平とはいえない
例えば、

①総監部門の15年度について、
46.1%の合格率は、どう考えても高すぎます。これは、部門を創設して3年目で、あまりに受験者が少ないのは具合が悪いので、簡単めの出題にしたら、想像以上の合格者を出してしまったということかもしれません。

②近年の建設部門の合格率の低さ、
特に18年度の一次試験結果は、納得いきかねるものがあります。しかし、今の需要低迷を考えると、いくらAPECエンジニアを増やす事情があるとは言え、難しいめの問題を仕込んで抑え気味にするのは、文部科学政策から言っても当然の事情かもしれません。(※ちなみに、需要が膨らむと想像される環境部門の二次試験の合格率は、昔から非常に低くなっています。単純ではないようです。)

③この資格は、実績を重要視した資格ですから、
口答試験で、若手技術者向けの質問とベテンラン技術者向けとは、質問や対応が違うのも当たり前といえばそうですね。しかし、何が公平か難しいところでしょう。

④本来、口答試験で合格率が90%程度に揃うこと自体が疑問です。
30分という時間内のコミュニケーション中に試験項目の加点を揃えないといけません。試験官の質問にバランスの良い配慮が無ければ、合格は不可能でしょう。実際に、細かく見ると合格率のかなり低い部門・科目もあるようです。合格率が揃うこと自体が不公平かもしれません。

■もともと、公平なものではない
①技術士試験は、単純な職能試験でもステータスの認定試験でもなく、
国家の科学技術政策における人的資源管理の根幹であり、様々な政策事情や幅広い技術領域の特性を考慮して実施されています。しかも、論文・口頭試験という高度な試験手法を用いており、公平性を保持することは困難なのだろうと、あくまで推察せざるを得ない訳です。

②そして、少なくとも技術士法では、
試験に関して公平あるいは公平に類する記述は全くありません。試験の実施大綱でも、「筆記試験(必須科目、選択科目)及び口答試験を通して、問題作成、採点、合否判定等に関する基本的な考え方を統一するよう配慮する。」とあるだけです。

③つまり、
結果を見ると不公平な面もある試験だと言えます。

■どうやら、私の場合「建設部門」は、分が悪いようです。
(あまり策を弄しても仕方が無いですが、合格への枠組みとして最低限の「利」を導く道筋を考えておくことにしましょう。)


①受験部門・科目の選択
先日から検討していましたが、過去問で、自分が準備し易い科目を選択することが、合格への近道であろうと思われます。私は、まだまだ人材リソースに需要の見込める建設環境から狙うとしましょう。もちろん総監も併願です。(この18年度も、建設環境の合格率は、部門で唯一20%を超えていましたね。ちなみに、総監部門-建設の中では、11.9%と最も低くなっています?)

②19年の試験制度の改定を「チャンス」にする。

(19年度は気合い勝ちを狙う)
誰しも、準備の方法が分からないから、準備不足感を持った受験者の割合が増えるはずです。つまり、筆記試験当日の気合いが落ちる。技術士試験は絶対評価ですが、論文試験では、多少は、相対評価的な採点が為されるのではないかという気がします。平均的に出来が悪い時は、気合いの入った論文は合格させてもらえる可能性が高いのではないでしょうか。

(「改定サービス期間」と思ってがんばる)
試験方法の改定時には、改定数年後と比べると問題が易しいはずです。受験者も準備の方法が分からないのですから、一気に本格的に難しくしてしまうと、合格者数が減り過ぎます。つまり、従来どおりの勉強を、建設一般と専門選択に絞って深堀りを心がければ、十分に通用する可能性が高いということです。

(まずは、「筆記試験」はクリア出来るはず)
択一と経験論文の審査が無くなった為、試験費用の多くが口答試験に回ります。多分、筆記試験の合格率は必ず上がるはずです。準備を怠らなければ、「筆記試験」はクリアするはずです。

③勝ち組の口答試験をイメージする
口答試験では、「ベテラン技術者には、大局的な質問、質問数も少ない。」「若手技術者には、言いやすいという面もあって、細かく突っ込まれる。質問が多い。」というのが一般的傾向のようです。弊社の数十人の記録を見ると、そのようです。
実は詳しく調べてみると、ベテラン技術者のほうが、ひとつの設問に対していくつかの要素を展開して答えているため、自ずと質問数が少なくなり、突っ込まれる前に自然と得点を取っているようなのです。一方で、若手技術者の回答は、どちらかというと聞かれたことに短く単純に答えている。そしてどんどん突っ込まれていく。そういうことのようです。弊社では流石に口答試験で落ちる率は少なくて信頼性に乏しい統計ではありますが、ベテランのほうが合格率は高くなっています。どちらが得ではなく、実力の違いで自ずとそうなるのだと思われます。
要するに、面接のコツは、ひとつの質問に対して「得点を得られる事項」を複数盛り込んで答える。これを繰り返して、にこやかに30分を終えるということのようです。「得点を得られる事項」というのは、いわゆる専門技術・管理技術・倫理・技術士法に関して「なるほど!」と思える内容です。このイメージを大事に日常の仕事に取り組むことで、口答試験用の自分を仕込めるような気がします。


④口答試験の背景を仕込む

(経験論文が、)
19年度からの口頭試問では、重要な材料となります。これは、上のイメージを具現化するための仕込みが必要ですが、とりあえず、今の時期くらいに普通につくっておいて、筆記試験に通ることに集中すべきですね

(願書の肩書きは、)
嘘はもちろん厳禁ですが、対外的に遣っている出来るだけ上位の責任者としての書き方をすべきです。例えば、平社員でも契約上の管理技術者をしていれば主任技師でいいですし、業務計画書でプロジェクトマネージャーであれば、そうでも良いです。対外的に通している技術者としての肩書きを堂々と書くのが良いと思います。

(願書の経歴は、)
受験科目や専門とする事項に併せて、少なくとも3つくらいは、試験官の興味を引き質問されるようなことを書いておくよいと思います。例えば私は18年度の総監の経歴では「○○プロジェクトの総合監理」「市町村合併自治体への各種マスタープラン策定指導」などを挙げています。予定通り口答試験の話題になりました。説明しだすと、試験官の手が活発に動いて、どんどん加点されていくのが分かりました。

■19年度はさらに本気で技術士を取りにかかります。不公平な世の中だからこそ、公正に合格への背景となる道筋を考えた次第です。



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コメント
この記事へのコメント
らくちん技術士様

総監 合格おめでとうございます。

流石というか当然ですかね。

らくちん様の更なるご活躍とご活動を御祈念申し上げます。


それはそうと、まちづくり様という素晴らしい都市及び地方計画の技術士が誕生しました。(私は以前から見識の深さや情熱に尊敬していた方です。)これからは2人で都市及び地方計画分野を牽引して下さい。

私は今年、介護という問題で勉強に専念できませんでした。らくちん様と私とでは、執念が違いすぎるのかも?

私もまた書き込みさせて頂きます。とりあえず今月あと7本の委員会・協議会を乗り越えてっと・・・。

総監合格 本当におめでとうございます。
2007/02/12(月) 23:19 | URL | 技術志 #-[ 編集]
流石でもなんでもなくて、
資格の実用と
有意義でコンパクトな学習を目指しているだけです。

まちづくりさんからは、本当に真摯なモチベーションを与えられ続けました!
口頭試験の時には、技術志さんのハッパにも励まされました!
ありがとうございます。
こういうブログをやっている役得かもしれません。

ちなみに、都市及び地方計画を牽引なんて、、
無理です。
ぼちぼち、やってます。

ただ、技術者としても納得する生き方をしたいものだと思っています。

介護のことは、よく分かりませんが
私自身、実は闘病者ではあります。
この冬の気候は、有難いです。
今後とも、気楽にどうぞ、お越しください。
2007/02/13(火) 22:58 | URL | mataihenda #sSHoJftA[ 編集]
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