技術士(総合技術監理部門・建設部門)・RCCMなど資格取得の「らくちん必殺技?」の完成を目指すブログです。
2年越しの河川へのチャレンジを通して、複数科目取得に際しての教訓を積めたような気がします。

元来、技術士の部門・科目は、専門性で分化されていると言えども、ラップする領域が少なからず存在することは言うまでもありません。

一方で、技術者側も、その社会活動において様々な環境条件を経て、その個別のレベルは別にしても、2科目や3科目程度の技術巾を経験することも自然な成り行きと考えられます。

現業面で、とりわけ建設部門であれば、管理技術者要件として技術士は必須になってきています。従って、複数科目の技術士資格を取得することは、仕事にありつくための基本的な条件となり、厳しい過当競争の中で技術者として生き残る有力な方法と考えられます。

このような事情で、複数部門・科目技術士を取得される方が急増してきている訳ですが、具体の受験にあたって、特に口頭試験に置いて次のようなことが言えるように思います。

①実際に、自分の本来の専門と言える程度に仕事をやってきた結果で複数受験する場合
なら、特に問題はありません。
私の場合には、都市及び地方計画(都市計画)、道路(道路計画)がそれにあたります。
専門とする事項も本流で幅広く経験しています。こういった場合には、口頭試験も心配する要素がほとんどありません。

②実際に多くの仕事をこなして、自信があるが、専門とする事項がその科目の本流から外れる場合
口頭試験の試験官によって評価が異なる可能性がありますが、実際の経験や技術がしっかりしていれば、何とかなるように思えます。
私の場合には、上のように、都市計画や道路計画をやっていると、環境面はつきものです。それに特に景観は、景観形成からシビックデザインまで得意な仕事だと言えます。従って、建設環境の面接では、生活環境のアセスメントにかかる質問も含めて聞かれて、苦戦しましたが何とか合格させて頂きました。

③仕事を広げてがんばる姿勢の一環として、経験不足ながら取り組んでいる科目であり、かつその科目の本流から外れる場合。
口頭試験の突破は、かなり厳しくなるようです。しかも、自身が例えば「建設一般」の筆記は、既に相当程度経験しているなど、技術士試験に慣れてきているためクリアしやすいかもしれませんが、口頭試験はそうはいきません。
私自身、「河川」がまさにこういうケースです。実務においては土日も必死で現場に通って、文献で確認したり、流況を試算して「数字と現況のイメージ」を結びつけるような訓練を続けて経験を補強して備えたつもりですが、口頭試験を受けて大枠の感触は去年と似ています。もっともっと経験を積むか ずっと以前にやっていたように河川計画や護岸設計などもやって本流に近づかないと無理かもしれません。このことに、早く気づくべきでした。


④仕事を広げてがんばる姿勢の一環として、経験不足ながら取り組んでいる科目であり、かつその科目の本流若しくは本流に近い場合
私にとって、環境部門は、これかもしれないと思います。
今のところ現業も、多く携われる状態にありますので、とにかく、目の前の仕事をまっしぐらにがんばることが試験勉強になるという感じもします。
会社にとって、河川のほうがニーズが高かったことや、生態学的な認識に自信が持てなかったこともあり、河川の受験を優先させたのですが、今現在の私は、もちろん河川環境も含めてですがかなり自然環境に寄っています。
ということで、来年度は、環境部門を目指すのが良いかと思っています。
しかし、経歴書や技術的体験論文の業務の選択は、口頭試験をターゲットに置いて充分の上にも充分、環境部門を分析してかかろうと思います。
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技術士試験を受け出して5年目になります。おかげさまで去年までは、順調に推移してきました。今年は、どういう結果になるか分かりませんが、今のところ諦めるのは早いという感じを持っています。

少し、振り返って「技術士試験」で問われることから考えて「技術士」の能力とは、どういうものかということを、独断と偏見で考えてみたいと思います。(ちなみに、高い技術者倫理や社会への貢献など人格を賭けた技術能力が求められることは当然ですが、ここでは、その方面は少し置いておきます。)


1.「技術士試験」で問われる能力
筆記試験で大半の合否判断が為されています、筆記試験の特質から、主として次の3つの能力が問われていると考えられます。

①論理的体系化能力
論文試験では、分かりやすく説得力のある記述が求められます。これがしっかり出来ていれば、サプライズ問題に対してもかなり有効になります。物事をどう扱い表現するかという汎用的な能力です。

②技術の潮流と課題の認識力
各部門科目における施策の方向と技術課題への高い認識が求められます。つまり、これが出題傾向になります。「潮流を捉えること」が重要です。

③主要な技術に対する知識と理解
上の課題に対する方策を技術として答えることが必須であり、豊かな知識と適切な運用の考えを示すことが求められます。しっかりとした基礎があることが前提ですが、に従って学べば良く、局所的な能力と言って良いと思います。

2.技術士能力の普遍性

つまり、
上の中で②③は、受験勉強でクリア可能な能力だろうと思えます。一方で、は、受験勉強だけで鍛え上げるのは難しく、どちらかというと日常の幅広い局面で洗練させるべき能力ではないかと思えます。ところで、私は、建設コンサルタントの仕事をしていますが、問題解決に向けて多様な要素や条件を整理してストーリーを作りあげることが必須の業務プロセスとなります。

(少し、古い話になりますが、厳しい上司に就いたことがあります。この上司は仕事中にいきなり質問をあびせてきます。それも「ひとことで言え」「ひとことで言ったらどうなる」と言うような問い方です。これには、ずいぶん悩まされました。若い頃の私は、細かいことも非常に気になり、ザクッとひとことで割り切ることは難しかったからです。
そのうちに何となくコツが見えてきた頃に学生時代のゼミの事を思い出しました。ゼミでは輪読会をしており、担当者の説明に対して先生が「なぜそうなのか?」というように質問をしてきます。その時に、皆「いろいろな条件があって、、いろいろな理由で」と、学生のことですからつい曖昧な返事をしてしまうのです。そうした時に「いろいろって何や?3つ言え」「いろいろって言うときは3つでええから3つ言え」ということになって、「いろいろ」という言葉が出そうな時には3つの理由や事例を考えたことを思い出しました。
つまり、「ひとことで言うこと」と「いろいろな3つ」を組み合わせたものが体系化というものだと気づいた。そういうことがありました。)


あくまで私見ですが、コンサルタントの仕事は、小説家でもありませんし、研究者でもありません。そういう意味で、上のような程度の単純な体系化の理解が丁度良いのでは無いかと思っています。また、技術士試験でも同様で、この程度の体系化を使いこなせれば良いのだろうと考えています。

しかしながら、これが出来ると出来ないでは、大違いであり、例えばプロポーザルで勝ち抜くための最低限の素養だと思います。そして、少なくとも、このような論理的体系化能力を普遍的に持つことが技術士の値打ちでは無いかと考えます。
(技術士でなければ、論理的体系化能力が無いと言っているのではありません。誤解の無いように)


3.技術士能力の欠陥

・上で、について、汎用的から普遍的まで格上げしてしまいましたが、一方で②③を考えてみると、次のようになります。
「②技術の潮流と課題の認識力」は、試験勉強で培ったとしても「当該部門・科目に係る技術全般の認識力」は無いかもしれない。
「③主要な技術に対する知識と理解」は、試験勉強で培ったとしても、「実務で必要な技術に対する知識や理解」は無いかもしれない。
ということで、はっきり言うと、当該科目全般の個々の課題認識及び技術に対する知識や理解を網羅的に体得している技術士はほぼ居ないし、極めて狭い専門事項に特化しているケースが少なくないということだと思います。

単純に言うと、技術士だから、何でも知っていると思うのは間違いで、任意の側面から見ると、意外に知識不足の技術士がけっこう居るということです。
特に、若くして技術士に合格する人は、論理的体系化能力を資質として培っている人だと言えます。しかし、技術経験も知識も十分にあるはずが無いのだから、自分の能力を誤解せず、先輩や同輩にも頼ることを怖れず真摯に研鑽を重ねることが必須です。これを怠ると堕落しかねません。
昔は、技術士というだけで神様扱いの時代もあり、あぐらをかくことも許されましたが、今では、そうはいきません。

4.複数科目技術士のたしなみ

実は自分についても、考えるところがあります。私は、一応、複数科目の技術士ですが、①も大したレベルではありませんが、特に②③に係る欠陥を少なからず感じています。

・しかし、全方位で研鑽を重ねると言うよりは、「食い扶持のために幅を広げてスキルアップを重ねる」と同時に「都市及び地方計画とラップするところは深める」というようなことかと思っています。
・また、技術士は持っていても自分のスキル領域から離れ過ぎている仕事には技術士としては関わらないと言うようなことです。

河川、砂防については、現在RCCMを取得していますが、今後の食い扶持としてもしっかり考えており、出来るだけ積極的にと思っています。(しかし、最近は、科目というより仕事が「計画」から「設計」にシフトしてきて、避けて通れませんし、そちらのほうが大変です。これから、ますます、どうなるのでしょう?)
(口頭試験について考える)
確実な話ではありませんが、口頭試験は、次のような傾向があるようです。

・受験番号の順で実施されることを基本としているようです。
・受験者よりもなるべく高齢の試験官が担当するように振り分けられるような傾向もあるようです。
・遠方の受験者には、なるべく土日をあてるなど配慮されているようです。
・19年度から筆記試験の合格者数が増えているため、12月だけではなく1月も使われるようになっているようです。19年度は1月は総監の試験、20年度は1月に総監を割り振るとともにその他の部門も一部1月に行われています。

(口頭試験は、早く済ませたほうが影響が少ない)
ここでの論点は、口頭試験が1月になるのは、非常につらいということです。
私たちのような、建設コンサルの場合には、特に仕事がかなり集中する時期で、正月ボケから立ち直って一気に集中力を加速する時期です。
今年、知り合いが1月17日の試験でした。直前に電話を入れると、試験頭で仕事が手につかないというか、仕事の入れ方もセーブされているようでした。確かに、口頭試験を何度も受けるようなことは誰しも絶対に避けたい訳ですから、当然ですね。
つまり、口頭試験は、現業に少なからず影響するので、出来れば12月の初旬に済ませてしまいたいということです。

(口頭試験は後になるほど厳しくなるのかもしれない)
それと、何となくですが、私自身が模擬試験官を経験して思うのは、何人か経験して慣れたほうが、相対的な採点も可能になりますし、鋭く質問できるだろうと想像してしまいます。

(若い人は、口頭試験時期が若干遅れる傾向があるかもしれない)
また、この傾向は試験官サイドも薄々承知されていて、同じような受験番号であれば、年輩の受験者のほうが早くなるような結果にもなっているのではないかと想像してしまうのです。

(つまり)
口頭試験を早い時期に設定してもらうには、早く受験申し込みを済ませた方が良いということになります。特に若い人は、留意すべきと思うのです。合否への影響はよく分かりませんが、少なくとも私は1月の口頭試験は、総監なら仕方がないけれど、その他の部門なら避けたいと思います。
しかし、さらに考えると、総監でも1月10日までくらいに済ませれば、仕事への影響は少ないように思います。つまり、総監ならなおさら早く受験申し込みをする。そして、アナログ出願の場合には、速達で送るのが良いということになります。

結論は、早く申し込むという単純なことですが、焦って、「専門とする事項」や「業務経歴」とか失敗しないように、そろそろ本気で考え出すということが大事ですね。

(とはいえ)
私は、まだ迷っています。
①総監部門  建設-道路
②農業部門  農村地域計画
③建設部門  河川、砂防および海岸・海洋
④もう疲れたので、受験はしない

実益から言うと①、興味から言うと②、チャレンジと実益から言うと③、本音で言うと④ですね。
合格発表が迫ってきました。この年度末の仕事でアタフタしながら、微妙な面持ちで発表を待っています。

しかし、今年はもう、新年度のことを考えることにしようと思います。部門と科目は、まだ迷っていますが、、まず、
願書作成にあたって専門とする事項について考えてみました。

①オーソドックスに幅広く設定するのが良いように思っています。

出来ればの話ですが、都市および地方計画であれば、「都市計画」、道路であれば「道路計画」というようなニュアンスです。
無理に幅を広げる必要はありませんが、絞り込みすぎるのは良くないし、当該科目の本流から違和感を感じるような設定は、口頭試験で反感を買うことさえあると思うのです。私は、建設環境の口頭試験で、失敗したなと感じた経験があります。

(私は、建設環境の時には、「生活環境の創出」を専門とする事項にしました。)
私が設定した「生活環境の創出」という専門事項は、公園緑地や道路や河川などの環境整備あるいは景観形成などの仕事のことでいわゆる計画系の領域です。建設環境の本流は「自然環境の保全」と「生活環境の保全」であり、自然環調査や環境アセスメントが建設環境における双璧の業務と認識されており、つまり調査系の試験官にとって計画屋は違和感のある存在なのだろうと思われます。
このことは、口頭試験の際に少なからず影響があったと考えています。例えば「都市計画の資格はお持ちですか」「都市計画の試験でも同じ経験論文を書かれたのですか」という質問です。「都市計画では、こういうことを専門事項としており、経験論文も違います。建設環境は、環境の側面から様々な建設技術領域にアプローチする技術であり、、、、」というような答えをしなければならなかった訳です。

(結果は、合格しましたが、、)
もともと生活環境も自然の力を生かすことがベースですから「自然環境の保全と活用」などとして、自然環境の準備も加えて試験に臨めば良かったと考えています。筆記試験は、専門事項に関わらずクリア出来たでしょうし、口頭試験でも違和感は少なかったと想像出来ます。調査系主流の建設環境という科目にとって、「生活環境の創出」というのは、まずい絞り込みだったと反省しています。
(実は、道路では、)
以前から「地区交通計画」にしようかと考えていました。市街地の交通計画の経験が多く都市計画に近い知見で得意だと考えていた技術だからです。しかし、建設環境の経験から専門事項を慎重に再考してみました。その結果、概略設計から詳細設計、道路構造物、トンネル、最近では、地域高規格道路の整備効果の検討など交通というより道路技術全般をアピールすべきと考えを改め「道路計画」としました。
おかげで、この試験は、道路計画全般に技術の整理と課題を強化する機会にもなりました。得意な個別技術を尊重するのは良いことですが、専門事項を小さく絞り込みすぎることは、自信の無さの現れとともに、向学心の欠落なのだとも思われます。

②口頭試験を意識して設定するのが良いと思います。
19年度以降、総監以外の部門の口頭試験は45分になりました。また、技術的体験論文のプレゼンが要求されます。
この変化を受けて、口頭試験は、次の3点が重点になりました。これでほぼ30分、20題強の設問がされると考えて良いと思います。
(1)技術的体験論文に関する設問が中心
(2)実務経験に関して2例程度設問が課される
(3)専門とする事項に関する基本的な見知を試される

(それぞれみてみると、)
(1)は、プレゼンに対する設問ですが、もちろん専門とする事項から題材を選ばなければいけません。
(2)は、質問してほしい内容を具体的に、その他をいくらか抽象的表現で書くのが鉄則です。質問してほしい内容は、技術的体験論文の題材以外に3例程度は必要と思われます。3例のうちふたつは専門とする事項、ひとつは専門とする事項がらみの少し幅広い業務というようなバランスが良いように思います。つまり、同じような仕事ばかりになると、ポイントにならないので、多面的な経験で専門事項を深めているということをアピールしなければならないということです。仕事の特徴や落としどころは分かりやすく伝えるように準備する必要があります。
(3)は、(1)(2)の内容が薄いと感じられたときに、キーワードを交えて、いくつも聞かれるようです。

(つまり、)
「専門とする事項がある程度広い」ほうが質問しやすい、、ということは試験官が加点しやすいということです。また、特徴の異なる業務経験を並べやすいので、受験者もアピールしやすいということです。

19年度からの口頭試験は、明確に「専門とする事項の試験になった」ということであり、「3義務2責務や倫理・技術士法に関する設問」などがめっきり減っているようですので、さらに「応用力や問題解決能力」が問われるということです。専門とする事項は、試験全体の攻略イメージを持って設定しなければならないということです。

③最後に
誤解にないように、お願いしたいのですが
専門とする事項は、科目の範囲からある程度絞り込むことで、専門性をより良く評価頂くことが狙いのはずですから、上の私の記述は、あくまでこういうケースのこういう考えもあるという程度の参考にお考え下さい。
専門とする事項は、受験者自身のお仕事の歴史や今後の抱負によってお考え頂くのがよろしいかと思います。



(参考:建設部門の科目の内容)
科目
技術士2次試験対策の持論です。御考察のうえ取捨選択して受け取って頂ければと思います。

(最も重要なことは、)
絶対に合格する気で受験することです。忙しい毎日の中で、準備を続けることは容易ではありませんが、途中で、自分勝手に準備不足などとあきらめてはいけません。多くの人は、受験の前に脱落しています。勉強の効率は、当然ですが試験に近づくほど高くなります。準備より気力が重要です。

(日常業務における心構えは、)
プロポーザルや企画書作成などの業務機会は、自分から手を挙げてでも取り組むことが有効です。正確な現状認識・政策と技術の課題を把握・企画文章力の訓練など試験に必要な基礎能力をオンザJOBで鍛えられます。忙しい業務時間にまとまって勉強する時間は、ほとんどつくれません。試験に直結するスキルを鍛える絶好のチャンスです。

(試験準備のテクニックの基本は、)ご承知でしょうけれど過去問から入ることです。
今年度から、専門は応用力重視になっていますが、いずれにせよ過去問が重要です。専門の参考書から入るような無駄なことをしてはいけません。過去問で訓練する際に参考書を参照するような方法が効率的です。今は、インターネットのキーワード検索でほとんどのことを迅速に調べることが出来ます。

(モチベーションを保つための方法は、)
試験の研究をすることです。つまり、勉強そのものは「しんどい」のです。技術士試験の対策本などで、試験の時間割や勉強方法、合格体験、過去問の出題傾向の分析など、様々な話題が挙げられています。勉強は嫌でもこういう記事は読み易く、比較的苦になりません。特に、過去問の傾向をじっくりと見てみると、色々と興味深い分析が出来ます。調子が乗らない時などは、そういう研究をすると、モチベーションが戻ってきます。ですから、対策本は、何冊も買えば良いように思います。

(具体的試験対策の基礎としては、)
・部門-科目の出題傾向によって難易と自分への適合性も異なります。自分が何を受験するかは、技術士取得の必要性だけでは無く、取得しやすさも検討して選択することが有効です。

・建設一般の筆記試験では、国土交通白書を読めと言われますが必ずしも賛成できません。日常の仕事の必要に応じて国土交通省のホームページで施策情報を調べる週間をつけたほうが有効です。また、本で勉強した一般論を答えるのではなく、自分の専門領域に引っ張り込んで自分の考えを答えるようなやり方のほうが高得点となるはずです。

・専門選択については、
過去問をじっくり分析して傾向を捉えることが大事です。設問は異なっていても同じ事を聞いていることが多々あります。例えば都市及び地方計画では、(防災まちづくり)(中心市街地活性化)(既成市街地の区画整理)などの設問は、どれも中心市街地の課題への対応を問われており同類の解答にできるはずです。建設環境で、(景観)(公園緑地)(地球温暖化)(ヒートアイランド対策)なども、切り口は異なりますが、生活環境の課題への対応です。そういう風に問題を領域の体系や関連性を考えながら調べてみると、何を分かっていないといけないか自ずと見えてくるはずです。自分の中で、試験の枠組みがイメージ出来てくるとしめたものです。

(試験までのスケジュールは、)
ひとさまざまで、考えれば良いのですが、少なくとも、「1次試験や1部門目の2次試験の合格直後」「2時試験の願書の提出時」などは、モチベーションが上がるはずですから、そういう時は、思い切って勉強を進めるべきです。いくら直前が効果があがるといっても、直前の準備だけでは難しいと思います。その他に、良い仕事の経験が出来た時に経験論文の案を書いてそのついでに筆記試験の勉強もすすめるとか、漫然と勉強を続けるよりも、ノリを生かすことが大事です。合格を目指してブログをはじめるとかいうのも良いかもしれません。

(直前の注意としては、)
特に試験の前の金曜日などは、遠方の出張など絶対に入れてはいけません。休暇を取って勉強すべきです。これが出来ずに落ちても自業自得です。

(技術士受験用グッズなど、)
シャープペンシル・消しゴム・時計などなど、試験のしばらく前から準備したほうが良いと思います。
そういうことも、モチベーションをうまく作り出す工夫になります。


●いきなり、だらだら書き恐縮ですが、いちおう「らくちん必殺技の完成」を目指すブログをやっていますので、、少し整理させて頂きました。
まだ、完成していません。今年も、建設環境の筆記発表を4日後に控えています。
(流石に仕事に追われ出しました。)
公園設計や景観検討業務の他に、道路の整備効果検討のプロポーザルも特定を頂いて取り組んでいます。来年度向けの都市マスをはじめとする自治体の引き合いも受け出しています。

この春に新しい会社で再出発をとげて、今のところ、かろうじて順調で、私の望みどうりに、幅広く仕事をさせて頂いています。
まだまだ利益にも貢献できてはいません。まだ、3ヶ月です。

(地域づくり交通計画)
実は、もうひとつ大規模な街路整備プログラムのプロポーザルを出しており、結果待ちです。うまくいくと、来年度の建設部門-道路の技術士受験に向けて良い機会になります。ちなみに、専門とする事項について、ずいぶん昔には道路設計やトンネル設計も担当しましたが、「道路構築」や「道路計画」で技術士というのは流石におこがましい気がします。
「地域づくり交通計画」とかいうのはどうかなと考えています。道路整備効果・街路整備プログラム・交流ふれあい道路・道路景観整備・道路緑化・道の駅・コミュニティ道路・地区交通計画などの実績に焦点をあてたつもりですが、、まあ、今年建設環境をクリアしてからの話ですが。私も、転職によって実務のうえで「道路」の技術士取得の必要性が高まってきたようです。

(技術士:建設部門-建設環境・面接用の経験論文は、)
昔の景観形成の仕事について技術発表などで作成したものが2種類あり、技術士用にまとめ直すつもりです。提出論文は短くまとめないといけないので、論点の再整理が必要な気がします。
「プロポーザルのプレゼンと思えば、そう負担に感じなくて良いか」と思うだけで、まだ手がついていません。今年は、RCCMも受けるので、早い目に経験論文を仕上げておかないといけません。そろそろ用意しようと思います。ちなみに、ご存知の方も多いと思いますが、技術的体験論文提出要領が公表されています。http://www.engineer.or.jp/examination_center/ex_report/ex_report.html
論文送付用宛名用紙や論文作成入力例(ワープロ用)などもダウンロードできます。ちなみに、「総合技術監理部門以外の技術部門」の論文課題は次のとおりですね。項目そのものは、以前の経験論文とほぼ同様で、簡潔に面接用につくりあげるということですね。

課題
あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について実際に行った業務のうち、受験した技術部門の技術士にふさわしいと思われるものを2例挙げ、それぞれについてその概要を記述せよ。さらに、そのうちから1例を選び、以下の事項について記述せよ。
(1)あなたの立場と役割
(2)業務を進める上での課題及び問題点
(3)あなたが行った技術的提案
(4)技術的成果
(5)現時点での技術的評価及び今後の展望


(今年は、宅建主任者試験も受けますが、)
もう何だか疲れてきました。知識中心の択一は、どうも苦手です。
試験の性格から言うと、覚えていないとはじまらないという実務用の試験ですから仕方ありません。受験者の考えなど聞いていないという試験です。
仕事も忙しくなってきたし、
技術士を取り切ってからの課題にしようかと迷っています。そうなると、「技術士を取り切る」と言うこと自体が、どこまでか良く分かりませんし、今年の建設環境も落ちると一気にやる気が無くなるかもしれません。
ぼちぼち考えることにします。
だからこそ、
技術士資格を取るという技術者としてのスタート台を用意するベストな方法が求められます。

中途半端に手前味噌ながら、
そこに、らくちん必殺技の意義を感じざるを得ません。
ということで、一刻も早く「技」(単なるテクニックではありません技です。)を完成し、幅広く普及させねばなりません。

ということで、今日は、あまり意味の無い記事でした。あしからず、ご容赦下さい。

(19年度 筆記試験を体験して、試験制度改定の論点)
①技術士試験の受験者は、深く考えて仕事をするようになるのではないか
・応用力や問題解決能力に係る問題も少なくないように思います。
・従来に劣らず総論の力も必要な問題が多いように思います。
この出題の方向が今後も洗練されるとすれば、この準備のためには、直前数ヶ月の集中的勉強に加えて、日常業務の中で、常に課題と解決策をシミュレートするような、より深く考えて仕事をする習慣を強いることになるのではないかと思います。

②職業柄による作文力の相違というハンディが緩和されたのではないか
・試験時間は余裕が出来たのだと思います。このことで、仕事の性格による文章力の差は、多少なりとも埋められたのでは無いかと感じており、従来よりも適正化されたと思います。
・作文が早い遅いというのは、職業柄による面も大きく、作文の速さ自体を評価し過ぎるような従来の方法には疑問を感じています。

③受験準備が楽になったことは、忙しい受験者には朗報です。
・経験論文を、覚えて書くというのが普通の受験方法でした。技術士会の改正の趣旨のとおり、そのような方法による解答を評価する意義は感じません。
・また、経験論文や択一の負担が無くなり、受験準備が楽になったことも、忙しい受験者には朗報です。

(今回の試験制度の改正は、十分に支持できるが、速やかに適正な制度運用が課題)
①は難化要素です。②③は、健全化の要素です。合格率が、どうなるか分かりませんが、②③によって上がることは好ましいことですし、①による難化は、技術者のレベルアップに繋がることだと感じています。私は、今回の試験制度の改正は、十分に支持できる方向であると考えています。
一方で、今年度の出題を見ると、専門によって難易がバラバラで、改正の趣旨が正当に具現化されたとは思えませんし、技術士の水準が部門や科目あるいは合格年度によって格差が大きくなり過ぎることは芳しくないことです。また、面接による合格率を下げるとしたら、審査に主観が立ち入り過ぎるようにも思います。文部科学省と技術士会には、速やかに適正な制度運用を図って頂くことが期待されます。かく言う私も技術士会会員ではありますが、、

(建設部門における技術士資格の変化)
特に、建設部門では、近頃の公共調達に係る不祥事の改善に向けて、プロポーザルから公募型入札に至るまで、技術者の客観評価に幅広く技術士資格を充ててゆく方向となっいます。このことは、技術士資格の名称独占から実質的な職業独占への転換を示唆していると考えられます。さらにJABEEによって、大学教育のプロセスで、技術士を目指す風潮が強化されることは運用と認知の拡大に大きく寄与すると考えられます。

・企業及び個人の技術士取得意欲の増進
・JABB推進による技術士の運用と認知の拡大
・複数部門技術士の多発
・技術士数の増加あるいは急増
・技術士資格のステータス神話の崩壊とともに実用資格への認識の変化

(技術士を取ることで、技術者としてスタートを切る時代)
技術士は、取得前の経験を重視され、司法試験や医師とは異なり取得後のインターンが求めらません。制度から見てもステータスの資格でした。
しかし、受験に必要な経験年数はずいぶん軽減されているし、JABEE技術士も程なく登場してくるでしょう。
そして、CPD認定も重要視される方向です。プロポーザルで、CPD認定まで求められるようになれば、インターンがあるようなものかもしれません。いつの間にか制度も変わってきています。

技術士が居ないと入札にも参加出来ない時代になってきました。単に実用から考えても、複数部門技術士が増えるのもあたり前です。
つまり、技術士を求める時代は過ぎ去って、技術士を取ることで、技術者としてスタートを切る時代になるのかも知れません。

(結論)

理屈で言うと、、技術者のレベルが向上し、より多くの人が技術士取得に意欲を持ち、技術士数も増え技術士資格がより実用的に運用されることは、技術士が資格として正常化するということで、好ましいことであります。

しかしながら、「より高く希少性のある評価が得られ、出来れば高収益に繋がる資格 」だからがんばって取る値打ちがある訳です。しかし、技術士で無ければ管理技術者にもなれない状況というのは、技術士が一人前の技術者として最低ラインになるということです。

既往技術士にとって、技術士数が増えないで欲しいと思うのは当たり前のことですね。
私自身、かろうじて取得した技術士の「商品価値」下がることは非常につらいことです。実は環境系や交通系の仕事もしないと食っていけませんから、まだまだ、試験を受けないといけない。正直なところ、しんどいです。

依然として、理科系ではトップクラスの試験のレベルは概ね維持されるでしょう。
安い給料でももらい続けるためには、あたり前のように、この難関資格を目指さないといけない。しかも、ふたつみっつは持たないと、多少広げて仕事をすることもできない。

<コレが言いたい!>
こういう事態は、実は異常かもしれません。建設系技術者への労働強化を象徴することであり、まさしく「ワーキングプーア!」実は、恐ろしいことではないでしょうか。
(試験勉強そのものが大事?)
今日、会社で、ある人の「技術士は、試験勉強そのものが大事で、取得してからの研鑽を続けることで、より高度に技術士を極めようとするところに意義がある」という主張をお聞きしました。一般的にこういう意見をお持ちの方は、少なくないようです。決して否定はしませんが、私の考えは少し違います。

(やはり、実用が大事では?)
資格を取ることで、「給料が上がる」「管理技術者が出来る」「プロポの点が良くなる。」「仕事が取れる」「発言力が高まる」ということではないですか?
もし、そういうことが無ければ、技術士試験のような面倒な試験にチャレンジする人は非常に少なくなるはずです。建設部門・上下水道部門以外の技術士の数の少なさがそれを証明しています。

(建設部門では、ますます技術士資格の実用性は高まります。)
今後、建設コンサルでは指名競争入札が、極端に減少し、客観的な評価である資格は、さらに受注要素として極めて大きく影響するはずです。まともな会社ならば、総監技術士・複数技術士の取得を推奨するのが当たり前です。既に、コンサル業界では、技術士の争奪戦が、始まっているようです。

(試験勉強など役に立つのでしょうか?)
試験勉強のあり方ですが、私は、普段の仕事で調べたり考えたりすることのほうが、試験勉強よりも圧倒的に高度で幅も広いものだと思っています。ですから、それらの蓄積を試験用に向けてぐーっと編集し直す作業が試験勉強ではないかと思っています。具体には、「覚えることは覚える」「フワっとしていることは、再確認する」「足らずは補う」「コンパクトに書き込む訓練をする」ということだと思います。そういう準備の結果として合格することは容易ではありませんが、その試験勉強自体は大して役に立つことだとは思えません。資格が絶対に欲しいからやりますが、やらずに済めば、それに越したことはありません。

(ついでに言うと)
技術士会のCPDで、業務内で実施している調べものや検討あるいは、計画書の作成などが、カウントされないのは、何故なのか、私には、さっぱり分かりません。現実味に欠ける講演などを拝聴するより、日常の業務で考えるほうがよほど重要だと思っています。

(らくちん技術士の時代)
技術士試験や制度に過大な幻想を持っている暇があれば、日々の仕事に力を入れるか、複数部門取得を目指すか、どっちかですね。私は、このブログで究極のところ、言いたいのは、「日常の仕事に真摯に取り組んできた人ならば、最低限の準備で合格できるはず」だということです。そして、多分ですが、今回の試験制度の改定は、まさに、そういう方々にとって追い風の改定となっているはずです。まさに、らくちん技術士の時代です。

日々ボロボロになりながら、がんばっている技術者の「合格のための最低限の準備」こそが「らくちん必殺技」のはずなのですが、、、まだまだ、ですね。。。
もちろん、今後益々厳しさが増す建設業界での生きてゆくためのステップであるということが前提です。


(まず、技術士です。)
・私自身が経験してきた仕事について、私の合格し易さを考慮して、順調にゆけばの話ですが、次の順番で受けようと思います。
基本的には、それぞれの科目に関する計画領域が私の専門とする事項になります。例えば、建設環境では、景観計画もしくは環境計画です。道路では、交通計画。環境部門では、自然公園の計画です。計画屋というのは実は何でも顔を突っ込む性質があって、中途半端とも言えますが、結構幅が広いのです。
・もちろん、総監とセット受験です。

1.建設部門:建設環境
2.総合技術監理部門(同上科目)
3.建設部門:道路
4.総合技術監理部門(同上科目)
5.環境部門:自然環境保全
6.総合技術監理部門(同上科目)

(RCCMは、)
・受注機会を広げることが主目的です。要するに、技術士資格の幅を補う意味で取得します。
・道路は、道路の技術士を取る前の保険です。
・河川は、河川環境計画が私の専門になりますが、「河川、砂防及び海岸・海洋」の技術士を目指すには、幅が狭すぎます。何とかRCCMだけでも取っておこうという考えです。
・トンネルは、その昔、かなり打ち込んで苦労したことがあるので、せめて資格を記念にとっておきたいということで、これはどちらかというと、自己満足で狙っています。座折の可能性大です。余談ですが、私が技術士の一次試験を受けた時は、専門の記述を2題選択するのですが、「都市計画」の他に「トンネル」の問題を答えています。

1.道路部門
2.河川、砂防及び海岸・海洋部門
3.トンネル部門

(その他の資格では、)
・まだ、考えが十分に練れていませんが、
・まず、リストラされた時に不動産関係でも行けるように、宅建主任です。
・そして、良く似た事情で、行政書士です。私の家の近所には、大きな中古車屋さんがいくつかあるので、車庫証明の仕事などもらえないかという魂胆です。
・一級土木施工管理技士は、今後転職でもした時に、資格手当ての1万円でももらえないかとの期待からです。しかし、施行管理の経験はずいぶんと昔、先にRCCMの項でも書いたように、トンネルをやっていた時のものですので、少し気が引けます。
・また、土地区画整理士は、昔の一次試験に合格していたのですが、何となく区画整理から遠ざかっている内に無効になっちゃったものです。しかし、今都市及び地方計画で技術士を取得していますので、二次試験から受験できます。これも、自己満足気味ですね。
・そして、システム系ですが、私は、一時期、情報系の事業を立ち上げる仕事を担当し、いわゆるSE営業的な仕事に没頭しておりました。実は、私が技術士資格の取得が大幅に遅れたのは、早い時期から、そちらの法面の仕事に関心を持っていたからです。今でも、東京でIT営業の前線に出れる自信はあります。そういう意味で、「システムアナリスト」ぐらいは取りたいと、これまた、自己満足かもしれませんが、、、、検討中です。

1.宅地建物取引主任者
2.行政書士
3.一級土木施工管理技士
4.土地区画整理士
5.その他、システム系(研究中)

(まとめ)

・私は、決して、資格マニアでは無く、資格至上主義でもありません。技術士そのもに対しても過大にも過少にも考えていません。最低限の生活確保をはじめとして取得を目指す理由はあるのです。
・また。試験の準備には、モチベーションが非常に大事ですが、私には、このブログが、格好の材料になっています。大したことを書いていないブログですが、内容を、出来るだけ資格に関することに絞って書き込むようにしています。多分、唯一、このブログは、私自身が、受験していることに意義があるようです。受験ドキュメントを提供し続ける限り、私は、何らかの受験を続けないといけないということになってしまったようです。今となっては、これも受験動機になっています。自分を追い込む方法のひとつではあります。

・・しかし、この業界の落ち込みは、、厳しい。資格ごときでは、どうも、、、、、さて、とりあえず、年度末をこなすか!



(申し込み時期の変化が及ぼす影響・・・つまりチャンスなのです。)
今年の技術士試験は、申し込みが例年より1ケ月ほど遅れることになったようです。18年までは、「3月の忙しく気合が入った時期の申し込み」でスタートすることが、技術士受験者の気力を盛り上げていたような気がします。申し込みが遅れることが受験者に及ぼす影響は、実は少なくないように思います。
例えば、次の①~⑦のような「受験リタイヤパターン」が想定されます。

①申し込みが4月6日(金)から5月8日(火)、
②申し込みを済ませて、まず、ゴールデンウィークがあり、これは多分遊んでしまう。
③ゴールデンウィークが空けると、休みで溜まっていた仕事で試験準備どころではなくなってしまう。
④とすると、本気でエンジンがかかるのは、6月のはじめ、
⑤エンジンがかかっても、過去問の傾向を把握して、19年度対策を模索して、軌道に乗せて集中するまで、最短でも2週間。
⑥つまり、成り行きまかせにすると、まともに準備がスタート出来るのは6月半ば、筆記試験まで、実に1ケ月強ということになります。
⑦この時点で、精神的にリタイヤ


こうなる人が多いと思います。
しかし、精神的にリタイヤしても経験論文が無くなっていますから、受験率は上がるように思います。つまり、準備不足でも自信が無くても受験はするという傾向になります。
論文は、相対評価的になりがちです。全体の出来が落ちると、少しマシな論文の拾いあげ現象が起きて実質的には合格し易くなる。かもしれません。
19年度は、筆記合格のチャンスなのです。

(私もエンジンがかかりませんが、何とか、はじめないと、、)
しかしながら、実際に私も、この年度末、日々の多忙に追われるままに、エンジンがかかりません。たまに休めても、図書館に行く気力はありません。この時期は、最低限やらないといけないことと、今でも、やりやすいことに絞って、実行することにします。

■今、最低限やらないといけないこと
願書の下書きをつくること。
・擬似的にでも、3月申し込みの気分をつくって盛り上げます。
・経歴の整理しながら、口答試験をイメージします。
私は、総合技術監理部門を併願しますから、総監の択一対策をやります。
・択一は苦手ですから、今の内に、18年度に作ったカードを復習してなんとか手がかりを掴みます。
総監過去問カード

・論文対策は、日頃の仕事中に考えておいて、直前に集中します。

■今でも、やりやすいこと
建設部門-建設環境の過去問の傾向を把握して、19年度対策を練ること
・論文を作ったり、覚えたりするよりも、過去問を傾向で分類したり、合格答案を読んだりすることは比較的楽な勉強です。
・また、直前の準備を最小限にするために自分の専門事項の準備方法を検討します。
出来るだけ国土交通省のホームページや学会などの情報を参照ながら日常の仕事をします。
・これは、受験のためのみならず、日常的にやらないと、時流の施策や事業財源も分からないので、まともな仕事になりません。
・私は、建設一般の勉強は、国土交通白書を読むよりも、この方法のほうが良いと思います。

(まとめ)
ということで、「受験リタイヤパターン」にならないように、ぼちぼち、スタートしますか、、
でも結局「モチベーション」が一番大事なのですね!
試験対策を検討していると、技術士試験の公平性について考えてしまいます。

■どうも公平とはいえない
例えば、

①総監部門の15年度について、
46.1%の合格率は、どう考えても高すぎます。これは、部門を創設して3年目で、あまりに受験者が少ないのは具合が悪いので、簡単めの出題にしたら、想像以上の合格者を出してしまったということかもしれません。

②近年の建設部門の合格率の低さ、
特に18年度の一次試験結果は、納得いきかねるものがあります。しかし、今の需要低迷を考えると、いくらAPECエンジニアを増やす事情があるとは言え、難しいめの問題を仕込んで抑え気味にするのは、文部科学政策から言っても当然の事情かもしれません。(※ちなみに、需要が膨らむと想像される環境部門の二次試験の合格率は、昔から非常に低くなっています。単純ではないようです。)

③この資格は、実績を重要視した資格ですから、
口答試験で、若手技術者向けの質問とベテンラン技術者向けとは、質問や対応が違うのも当たり前といえばそうですね。しかし、何が公平か難しいところでしょう。

④本来、口答試験で合格率が90%程度に揃うこと自体が疑問です。
30分という時間内のコミュニケーション中に試験項目の加点を揃えないといけません。試験官の質問にバランスの良い配慮が無ければ、合格は不可能でしょう。実際に、細かく見ると合格率のかなり低い部門・科目もあるようです。合格率が揃うこと自体が不公平かもしれません。

■もともと、公平なものではない
①技術士試験は、単純な職能試験でもステータスの認定試験でもなく、
国家の科学技術政策における人的資源管理の根幹であり、様々な政策事情や幅広い技術領域の特性を考慮して実施されています。しかも、論文・口頭試験という高度な試験手法を用いており、公平性を保持することは困難なのだろうと、あくまで推察せざるを得ない訳です。

②そして、少なくとも技術士法では、
試験に関して公平あるいは公平に類する記述は全くありません。試験の実施大綱でも、「筆記試験(必須科目、選択科目)及び口答試験を通して、問題作成、採点、合否判定等に関する基本的な考え方を統一するよう配慮する。」とあるだけです。

③つまり、
結果を見ると不公平な面もある試験だと言えます。

■どうやら、私の場合「建設部門」は、分が悪いようです。
(あまり策を弄しても仕方が無いですが、合格への枠組みとして最低限の「利」を導く道筋を考えておくことにしましょう。)


①受験部門・科目の選択
先日から検討していましたが、過去問で、自分が準備し易い科目を選択することが、合格への近道であろうと思われます。私は、まだまだ人材リソースに需要の見込める建設環境から狙うとしましょう。もちろん総監も併願です。(この18年度も、建設環境の合格率は、部門で唯一20%を超えていましたね。ちなみに、総監部門-建設の中では、11.9%と最も低くなっています?)

②19年の試験制度の改定を「チャンス」にする。

(19年度は気合い勝ちを狙う)
誰しも、準備の方法が分からないから、準備不足感を持った受験者の割合が増えるはずです。つまり、筆記試験当日の気合いが落ちる。技術士試験は絶対評価ですが、論文試験では、多少は、相対評価的な採点が為されるのではないかという気がします。平均的に出来が悪い時は、気合いの入った論文は合格させてもらえる可能性が高いのではないでしょうか。

(「改定サービス期間」と思ってがんばる)
試験方法の改定時には、改定数年後と比べると問題が易しいはずです。受験者も準備の方法が分からないのですから、一気に本格的に難しくしてしまうと、合格者数が減り過ぎます。つまり、従来どおりの勉強を、建設一般と専門選択に絞って深堀りを心がければ、十分に通用する可能性が高いということです。

(まずは、「筆記試験」はクリア出来るはず)
択一と経験論文の審査が無くなった為、試験費用の多くが口答試験に回ります。多分、筆記試験の合格率は必ず上がるはずです。準備を怠らなければ、「筆記試験」はクリアするはずです。

③勝ち組の口答試験をイメージする
口答試験では、「ベテラン技術者には、大局的な質問、質問数も少ない。」「若手技術者には、言いやすいという面もあって、細かく突っ込まれる。質問が多い。」というのが一般的傾向のようです。弊社の数十人の記録を見ると、そのようです。
実は詳しく調べてみると、ベテラン技術者のほうが、ひとつの設問に対していくつかの要素を展開して答えているため、自ずと質問数が少なくなり、突っ込まれる前に自然と得点を取っているようなのです。一方で、若手技術者の回答は、どちらかというと聞かれたことに短く単純に答えている。そしてどんどん突っ込まれていく。そういうことのようです。弊社では流石に口答試験で落ちる率は少なくて信頼性に乏しい統計ではありますが、ベテランのほうが合格率は高くなっています。どちらが得ではなく、実力の違いで自ずとそうなるのだと思われます。
要するに、面接のコツは、ひとつの質問に対して「得点を得られる事項」を複数盛り込んで答える。これを繰り返して、にこやかに30分を終えるということのようです。「得点を得られる事項」というのは、いわゆる専門技術・管理技術・倫理・技術士法に関して「なるほど!」と思える内容です。このイメージを大事に日常の仕事に取り組むことで、口答試験用の自分を仕込めるような気がします。


④口答試験の背景を仕込む

(経験論文が、)
19年度からの口頭試問では、重要な材料となります。これは、上のイメージを具現化するための仕込みが必要ですが、とりあえず、今の時期くらいに普通につくっておいて、筆記試験に通ることに集中すべきですね

(願書の肩書きは、)
嘘はもちろん厳禁ですが、対外的に遣っている出来るだけ上位の責任者としての書き方をすべきです。例えば、平社員でも契約上の管理技術者をしていれば主任技師でいいですし、業務計画書でプロジェクトマネージャーであれば、そうでも良いです。対外的に通している技術者としての肩書きを堂々と書くのが良いと思います。

(願書の経歴は、)
受験科目や専門とする事項に併せて、少なくとも3つくらいは、試験官の興味を引き質問されるようなことを書いておくよいと思います。例えば私は18年度の総監の経歴では「○○プロジェクトの総合監理」「市町村合併自治体への各種マスタープラン策定指導」などを挙げています。予定通り口答試験の話題になりました。説明しだすと、試験官の手が活発に動いて、どんどん加点されていくのが分かりました。

■19年度はさらに本気で技術士を取りにかかります。不公平な世の中だからこそ、公正に合格への背景となる道筋を考えた次第です。



先の記事で、「※ちなみに、このことは、今後の技術士の存在イメージの形成に大きく影響するかもしれません。」と書きました。この点を、少し掘り下げておきます。

誰しも、準備さえ簡単に出来れば、早くたくさんの資格をして、仕事に生かしたいと思うはずです。19年度から、総監以外の部門では試験のための準備が圧倒的に軽減されますから、併願受験者の急増が容易に予想できます。そうなると総監技術士の人数も多くなり、総合技術監理部門の存在感が一気に高まるような気がします。
つまり、技術士は、総監技術士が到達点だと認識されるようになるのだろうと思われます。さらに、従来から言われているように、総監以外の技術士の合格率が高まる可能性が高いことを考えると、(仮に一級二級という言い方をして、)次のようなイメージになるかもしれません。

一級技術士:総監技術士
二級技術士:総監以外の技術士=APECエンジニアの条件(米国PE・英国CEなど同等)

総監以外の技術士(今の私もそうですが)にとっては、二級的な位置づけとなる屈辱的なイメージではあります。しかし、考えてみると、専門技術だけで出来るようなレベルの仕事はないはずです。工程や人材・安全・社会環境・情報など考慮しうまく運用できるかどうかのほうが重要かもしれません。もともと、総監以前の技術士制度は片手落ちだったと言えます。(実は、建設コンサルの資格であるRCCMは、設立当初から、管理にも焦点をあてた総合的な資格であり、技術士制度よりも先行しているとも言えます。)

このように考えると、総監のクローズアップとともにAPECエンジニア対応も仕込まれており、今回の技術士制度の改正は、単純記憶力の排除・応用力重視という面も含めて、とても良く考えられているような気がします。
19年からの試験制度の改定を踏まえると、次のようなことですね

■現実的になる併願受験
総合技術監理以外の部門では、19年から筆記試験で経験論文と択一が無くなりました。単純詰め込み的な準備は不要と言って良く、従来に比べて試験の準備が圧倒的に楽になるため、総監以外の部門と総監部門を併願することが現実的な選択になります。ちなみに、私は、18年の受験では、経験論文や建設一般の択一の準備が間に合わず、試験の直前に併願をあきらめて総監に絞って受験しました。しかし、総監の択一は存続していますし、併願で受けるということは、それなりに大変そうではあります。
※ちなみに、このことは、今後の技術士の存在イメージの形成に大きく影響するかもしれません。

■応用力重視
一方で、試験の中身の話ですが、筆記試験で応用力が重視されるようになりました。総監も含めて、筆記時間が充分に長くなりました。総監以外の部門も、いわゆるサプライズ的問題が出題される可能性さえあります。また、面接時間も長くなっていますから、付け焼刃にならないよう自分にとって経験量が多く知見の深い「部門・科目」で「専門とする事項」を吟味して試験の枠組みを設定する必要があるということだと思います。


私は、この2月の総監 建設-都市及び地方計画の合格に期待しながら、今年の受験で、建設部門の道路で受けるか建設環境か迷っており、一気に建設環境に傾きつつあります。自分の実力との相談です。19年の制度改定を踏まえて考えると、特に、専門の準備に奥行きが大事ですから、道路を受けるとすれば、総監との併願は無理で専願になるような気がします。建設環境なら総監との併願も可能。また、総監は昨年から勉強していますから今年も続けて受けたほうが勝算ありです。逆に、運よく道路をすんなり通ったといしても、難化が予想される総監の勉強を1年空けると、無理かもしれない。

ということは、19年の合否は別にしても、今後も総監を狙うとしたら、当面、総監・建設環境の併願で受けるしかないということか????

尚、今年もRCCMを受けるつもりです。「道路」か「河川、砂防及び海岸・海洋」ですね

しばらく前から、部門や科目の違いによる合格率の差が出る理由について考えていました。
そして、重大な事に気付きました!


■「準備のし易さ」が合格率を決めているという仮説。。。。。

・合格率
合格率に影響を与える主だった要因は、「部門や科目による受験者の能力差」「問題の難易」がありますが、実は、「準備のしやすさ」が最も大きな要因ではないかと思うのです。
ここ数年の建設部門では、「道路」は「河川、砂防及び海岸・海洋」と並んで合格率が低く、逆に、最も高いのは、「建設環境」です。また、「道路」は13年度以降は確実に合格率が下がっており、17年度の8.9%は、全体の合格率を大きく引き下げる要因になっています。


<建設部門>
道路     17年度8.9%、16年度9.5%、15年度13.9%、14年度18.2%、13年度19.9
建設環境   17年度25.2%、16年度22.4%、15年度22.4%、14年度25.0%、13年度28.2


・「選択科目=専門技術問題」で合格率が変わる。
さて、試験ですが、まず「経験問題」は準備可能と言えますし、「建設一般」は共通ですので、ここでの差は少ないと考えられます。つまり、「選択科目=専門技術問題」で合格率に差がつくことになります。

・道路の場合
「選択科目=専門技術問題」の傾向を持て見ると、「道路」の場合には、必須1題と選択1題を答えますが(道路計画・土工・舗装・交通・環境・新技術・防災)などから、ランダムに出題されています。(例えば13年15年には交通の問題が出題されていません。15年16年には環境系の出題がありません。道路計画に関しては毎年出題されていますが、傾向は定まっていません。)必須の1問は、いくぶんは俯瞰的な出題となりますが、それなりの専門性が求められます。また、これらの項目は、互いに関わることが多いため、傾向が読みにくく準備すべき試験勉強の幅も広くなります。

・建設環境の場合
一方で、建設環境の場合には、ABの2グループから各1題選択となります。Aグループは「環境の保全創出・快適環境の創出・環境影響評価」Bグループは「道路・鉄道・発電所・公共用水域・緑化・景観・リサイクル」の項目から出題されています。特に、13年以降は、Bグループの全ての7目から必ずひとつずつ出題されています。(これらの項目毎の出題の傾向は、各施設の主機能の構築に関する技術は他の科目に譲る主旨からだと思われますが、環境面での基本的な考え方を問うものが多くなっています。)また、出題傾向の変動も少ないように思われます。Aグループも2題からの選択性ですし、つまり、傾向を絞って準備しやすいのだと思われます。

→建設環境の勝ち
大雑把な分析ですが、道路よりも建設環境のほうが明らかに準備し易いと考えられます。
また、道路は、歴史的に最も多く技術士を輩出してきているはずで、河川とともに公共事業の代表であります。現在の供給過多のコンサル労働市場を背景として、合格者をセーブする方向が現れているのかもしれません。逆に、建設環境は歴史も浅く、時代のニーズに応える形で出現した科目です。地球温暖化問題をはじめとして、ハードな建設系に限らず環境の役割はますます高まっています。建設環境の技術士は、まだまだ増えて良い方向であろうと考えられます。
つまり、建設環境は、道路に比べると、ずいぶんと準備し易いだけでなく、社会ニーズの増加という追い風を受けていると考えられます。


(念のため)
念のためですが、道路の技術士が建設環境よりも優秀かと言えば、そうとも言えません。ちなみに総合技術監理部門の合格率は次のような結果となっています。実は、ここでも建設環境のほうが合格率が高くなっています。単純に考えると、総監は既往の技術士を主たる受験者とした試験であり、科目に関わらず問題は同じですから、合格率が高い科目のほうが優秀だと考えられます。とすれば、総監以外の道路の難化傾向と裏腹な傾向を示していることになります。部門や科目の優劣は合格率では語りにくいということです。

<総合技術監理部門 建設>
道路     17年度16.6%、16年度39.9%、15年度31.3%、14年度24.0%、
建設環境   17年度26.6%、16年度33.9%、15年度59.6%、14年度44.4%、


■まとめ
いきなり、傾向分析に走ってしまいましたが、次のように思います。

①準備し易いほうが良い。
「やっぱり、道路は準備が大変になってきている。」ということと、「建設環境は、準備し易い」ということです。

②大発見!
この傾向調査を通して、景観が建設環境の正式な専門項目だということを発見しました。景観は「都市及び地方計画」の専売特許だと思い込んでしまっていました。実は、私は景観形成に関する業務実績は多く、得意なほうです。ちなみに「建設環境」のBグループの内、景観関係の過去問であれば、多分ですが?自信があります。

③出題間違いなし。
景観は、16年に景観法が出来て、ちらほらと景観計画が策定されてきているタイミングを考えると、19年度は、景観法(景観計画)が出る公算は非常に高いと考えられます。つまり私のBグループ問題をクリアできる可能性はより高まります。(私の出題予想は、結構外れますが、これは大丈夫でしょう!)

④合格し易さが最優先?
まず、資格は取らないと無意味です。自分が合格し易いことを最優先して取り組むこと。つまり、道路よりも建設環境を優先するのが原則ということになります。

⑤資格取得のメリット
そういう前提で、資格を取得したメリットを考えてみると、建設環境のほうが、「道路や河川の景観や環境整備・ダム湖周辺整備・公園計画」などなど、単純に楽しくて儲かる仕事に繋がり易い。道路を取っても私の場合には、今更ながら設計をする訳でなく、交通計画や都市計画道路の見直しや事業評価など、どちらかというと禁欲的な仕事になりそうです。つまり、建設環境か???

うーん、先日から道路の勉強準備の書籍をたくさん買ってしまったのが、幾分もったいない。

まだ、検討中ですが、、
●以前、技術士の意義について書きました。
プロポーザルにおける技術士の効果などについての記述です。

●今日は、さらに、コンサルタント生き残りの決定的な要因とメカニズムについてメモしました。(多分、御同業のどなたも御承知の、単純なメカニズムです。)

●例えば、昨年12月に官製談合防止法すなわち入札談合等関与防止法が改正されました。
改正の趣旨は、次のようなことです。
①特定法人の範囲の拡大
→対象となる特定法人の出資比率の拡大、高速道路株式会社などを適用対象
②入札談合等関与行為の類型の追加
→談合を知りながら、特定業者の入札参加を認めるなどの「幣助」を追加
③職員に対する損害賠償の請求等に係る調査結果の公表の義務付け
→各省庁の長等は、入札談合等関与行為を行った職員に対する賠償責任の有無等の調査や懲戒事由の調査結果の公表を義務付けた
④職員による入札等の妨害の罪の創設
→職員に対する罰則規定の創設「5年以下250万円以下の罰金」

●徐々に、あるいは一気に公共発注の様相が変わりつつあります。
総合評価方式もしくは、一般競争入札の増加です。短期間で圧倒的に増加する可能性があります。いずれにせよ、問われるのは、資格と実績です。

●ここで、
・資格とは、当該業務に対応する技術士あるいはRCCMの部門・科目です。もちろん、総監技術士・技術士12年以前・技術士13年以降・RCCMの順になります。
・実績は、管理技術者・担当者そして照査技術者の順で優位に評価されます。
→つまり「資格の取得=難」・「実績の設定=易」の組み合わせとなります。
→普通のコンサルタント会社ならば、
・資格保持者に実績を集中させる。
・逆に、無資格あるいは低資格の者には余分な実績は与えない。特にテクリス登録などでは、管理、照査の他には担当は3人に限られます。無駄な登録は出来ません。
・一方で、業務への専任性=手持ち業務の少ないほど高い評価となりますから、管理技術者の手持ち業務は多すぎてはいけません。
→「高資格=総監技術士」かつ「幅広い資格=複数部門技術士」を「多く揃える」ことが企業のビジネスチャンスを形成することになります。
・換言すると、小さなコンサル会社でも、例えば、オール複数部門総監技術士で占め、さらに実力が伴えば、大手を超えるビジネスチャンスと利益率を獲得する可能性があります。
→逆に、いくら実力を伴う大手であっても、資格保持者を増やすことの出来ない組織は自ずと淘汰されざるを得ないでしょう。
→私は、資格を持たない技術者を見くびるつもりは毛頭ありません。私自身も永らくそうでしたし、無資格でも多くの優秀な方々の存在を承知しています。しかし、全く恐縮ですが、優秀であればあるほど、今のコンサルの死活の流れを認識し、目の前のことを後に回しても、まず資格を取るべき状況になってきていると言えます。

★私自身、偉そうに言えるほどの知見はありませんが、しばらくコンサルの現場から離れていて、還ってきたとたんに上述のようなことを思い知ったのです。コンサルに戻って、技術士でない私の居心地は決して良いものでは無く、日々「技術士でなければ人間でない」とでも言われんばかりの経験をしました。(ひょっとすると私が勝手に思っただけかもしれませんが。それほど、受注環境における資格の重みが増したことを痛烈に感じたということです。)いずれにせよ、そのことが、私にとって、技術士取得を本気で考えるきっかけになったのです。

★今日のこの記事は、多分、甘くは無い、本格的に淘汰の時代を迎えている建設コンサルタントの現実を再確認すべく書いています。
これが、建設コンサルタント技術者にとっての技術士取得に向けた最低限の動機です。。

もちろん、仕事の本質とは、かけ離れたことを言っています。方便に他なりません。

●恥ずかしながら、他部門の高尚な領域とは、幾許か異なります。悪しからず。


PS)
このような方便を超えるのが、真の技術士ですが。なかなか、、、、
私は、まだまだこれからです。


1月5日は、出張でウォーミングアップしたとは言え、今年も明日から本格始動です。長い休みに、よく寝ましたし、ボーッとしてました。
仕事はじめだからという訳ではありませんが、無神論者であるはずの私の言霊信仰を証明する「ジンクスシャーペン」を紹介しておきます。

昔、技術士の一次試験を受けた時、近畿大学で受験したのですが、電車を降りて、筆記具を持ってくるのを忘れたのに気付きました。あわてて、文具屋さんを探したのですが、休日のせいかほとんど開いていなくて、やっと見つけたちいさな雑貨屋さんで、シャープペンシルを買いました。何故か?信じられないことに、写真のようなシャープペンシルしか無くて、、またまた、今考えると信じられないことですが、これ一本だけで消しゴムも買わずに試験に臨みました。たまたま、というか今でもですが、とてもビンボーだったのです。

ジンクスシャーペン

画像をクリックして頂くと、拡大しますが、しかし、古風というか、お嬢ちゃんというか、1970年代っぽいシャーペンでしょ!不思議でしょ、その時、ホントこれしかなかったんですよ。。どう見てもデッドストックでしょ!
ペンの消しゴム

ですから、キャップを取った時の消しゴムのすり減った部分は、技術士一次試験の答案で使ったものです。実は、ずいぶん昔の頃なので、建設部門でしたが、択一+2問の選択記述がありました。
・ロックボルトの作用効果について
・都市計画における建築物の規制の方法について
の2題を解答したのを覚えています。科目で言うとトンネルと都市計画ですね、こういう解答を選択した人って少ないのじゃないかって思います。このころから、色々かじっていたのですが、それから社内で間接部門に行くことになって、さらにGISだの情報ビジネスだのというような訳で、17年の二次試験を受けるまで十年以上フラフラしていたことになります。
とはいえ、かろうじてこの間にRCCM-都市計画及び地方計画や土木施行管理士など取得させて頂いていますから、受験しなかった理由は多分別なのです。(この話は、またいつかしたいと思います。技術士を、目指すうえで、多分、重要なことです。)
ちなみにこの一次試験はこのときの受験が最初でしたが、これで合格させて頂いています。

つまり、私にとって、資格試験合格のお守りのようなもので、試験の際にはずっと持参しています。17年の技術士-都市及び地方計画もこれで合格でした。今年は、技術士-総監とRCCM-建設環境を合格すればさらにありがたいことになるシャーペンです。
何とか合格していますように、、っと

※ちなみに、いくらジンクスシャーペンでも技術士二次試験の論文は、これでは書けません。多分手がボロボロになって、最後まで持たないです。筆箱の隅に入れているだけです。

明日から、シャッキっとがんばろう!

総監を目指してということで、このブログをやってきた、、ところがあります。とりあえず、試験も終わって、これからを考えて、やはり、あまりやってもいない仕事は別にして、もう少し、試験に挑み続けることで、このような、狭い話のブログをやり続けられるのだろう
ということで、やはり、今年も技術士を目指します。
どのような部門を目指すかは、もう少し研究してからです。簡単ではありません。どころか、今まで以上に応用を問われます。本気でやります、、
しかし、資格は実用品です。ステータスなどと間違ってはいけません。
実用品なりの取りかたをするべしです。

なかなか、世の中は厳しく、私もまだまだです。では、皆さん、今年も、、やりますか!

出来れば、本質を大事にという意味で、らくちんに、、ありたいものです!!

是非とも、ごいっしょにがんばりましょう。、、、

(筆記試験で削減される分の経費は口答試験に回される)

・択一試験と経験論文が無くなることから、筆記試験で削減される分の経費は口答試験に回されることはまず間違いないと考えられます。従って、筆記試験の合格率は大幅にアップすると思われます。

(ほとんど誰でも何とか書き上げられるようになる)
・論文試験の時間が長くなることで、応用力が問われる試験になることは間違いありません。一方で、時間は充分にありますから、ほとんど誰でも何とか書き上げられるようになるということだと思います。

(筆記試験の成績は口頭試験にも少なからず影響する)
・そこで筆記試験で合格する方が増えますから、合格者論文のレベルに大きく差がつくことになると考えられます。従来どおり筆記の採点官が口答試験も担当するとすれば、この成績は口頭試験にも少なからず影響するように思います。従って、従来の記憶型もしくはスピード型よりも思考重視の研鑽を積むことが重要となると思われます。

(経験論文の完成度が従来よりも厳しく問われる)
・口答試験では、経験論文を元にした質問が行われるということですが、当然、経験論文の分かりやすさを含めた完成度が従来よりも厳しく問われることは容易に想像できます。

(最終合格率についてですが、、、
APECエンジニアの登録者は極めて少ない状態です)

基本的には、アジア・太平洋地域における技術者の相互承認を推進するという主旨から、日本の技術士を増やしてゆく方向であろうと思われます。しかしながら、現実には、APECエンジニアの登録者は極めて少ない状態です。また、次回の申請から2人の技術士の推薦が求められますから、さらにAPECエンジニアの登録は遅滞するであろうと考えられます。

(APECエンジニアの登録者を増やすことが先決であり、技術士を野放図に増やしても意義は少ない)
・本来、南半球の国々が急進する現在において、先進技術を持つ我が国の技術者は、大いに貢献できることがあるはずで、そのような機会の紹介や斡旋をもっと強力に進めるべきだと思います。そのうえで、やはりAPECエンジニアの登録者を増やすことが先決なのだと思います。
・つまり、そういう方策を進めないで、技術士を野放図に増やしても意義の少ないことになろうと思われます。

(いきなりレベルを落とすことは、今までの受験者に説明は難しい)
・また、従来の水準からいきなりレベルを落とすことは、今までのこの試験にに合格した人や合格しなかった人に対して、正当な説明はしにくいのではなかろうかと思われます。

(最終合格率は高くなる方向だが、急激に高くはならないのではないか)
・そういう意味で、結論を言いますと、最終合格率は高くなる方向だが、急激に高くはならない。ということだと思われます。

以上、あくまで私見です。

これらを鑑みると、19年度からの試験は、合格率は若干上がると考えられますが、試験の難度はそれ以上に上がると思われます。

つまり、

①経験論文は、口答試験での差別化のために、従来以上の水準にならざるを得ない。
②専門及び一般も、記述時間が大幅に延びるため、従来よりもハイレベルな競争になる。
というように、今回の試験制度の改正は、受験者の対策の質を引き上げる仕組みになっていると考えられます。


大枠で考えると、試験テクニックに頼るだけでは難しいということで、複数部門技術士や経験の少ない方は不利になるかもしれません。
私の場合、幅はやや広いが奥行きが乏しいほうなので、不利なような感じがします。。。

その前に、私は、総監の口頭試験ですが、、、
資格を取得する意義などについて、改めて考えてみました。

<<プロポーザル>>
(総監>技術士>RCCM)
・国土交通省プロポでは管理・照査技術者は、最低RCCM以上が求められます。担当者も資格保持者のほうが体制得点が高くなります。府県や市町村もこれに準じます。得点は、総監>技術士>RCCMの順であり、府県市町村など評価指標が不明確な場合には、複数資格所持者は、さらに評価される傾向にあります。

(領域のアライアンスによる提案と複数技術士の保持)
・プロポーザルと言えば国交省と言われるくらいに国交省プロポの頻度が高まってきています。しかし、国交省の仕事の大半は、道路か河川です。国交省の道路や河川の仕事と言えば、本格的な大規模構造物や洪水解析など難度の高い調査もありますが、既存の調査・設計技術の完成度は高く、必ずしも独自の提案を要しません。しかし、そのような案件も、環境や景観・交通・防災・事業評価・アカウンタビリティ・ワークショップなど様々な付加的要素が必須とされるようになってきています。つまり、地方自治領域への効果が問われるのです。そういう意味で、例えば、私のような「都市及び地方計画」や「環境」や「ランドスケープ」「福祉政策」の専門家との協業が効果を発揮します。そういう観点からすると、逆にプロポーザルでは、付加的技術の専門家のほうが優位な提案をする可能性が高いと言えます。
 そういう意味で、私も「道路」や「河川砂防及び海岸」などの技術士を取得したほうが良いし、その逆に「道路」の技術士が「都市及び地方計画」や「建設環境」の技術士も取得したほうが良いということになります。いずれにせよ、資格とともに幅広い見識と提案力を身に着けたものがより良く貢献することになるのです。

(実績不足には総監)
・また、特筆事項としては、国交省プロポでは、総監は同種・類似業務を問われない場合があり、新しい領域にチャレンジする際に有効です。他にも、例えば転職した際には、当初は実績がありませんから管理技術者をしにくい訳ですが、総監なら大丈夫です。また、企画部門や研究部門から復帰した場合にも同様のことが言えます。もちろん、相応の実力が認められないといけませんが、、、
(尚、国交省プロポーザルで、平成12年以前に取得の技術士が総監と同等に扱われることについて問題を感じます。13年以降に制度が変わって、試験が簡単になったかもしれませんが国交省が判断することではありません。逆に、1次試験(基礎的見識)をクリアしている保障はありません。また、総監技術監理に関しても別物です。合理的な理由が無さ過ぎるように思えます。)

(RCCMで幅を広げる)
・RCCMも、管理技術者の対象となりますので、技術士を保持していない科目について幅を広げるのに役立ちます。RCCMは技術士に比べて重要視されにくい資格ですが、ビジネスチャンスで見ると、取り得な資格です。例えば、国交省以外のプローザルで、建設環境が指定科目の場合に、総監(建設部門-都市及び地方計画)とRCCM(建設環境)を持った人が管理技術者となると、技術士(建設部門-建設環境)だけの人と遜色ない評価をされる場合が少なくないのではないかと思われます。RCCMも使い方によっては、技術士並みの効果が期待できるのではないでしょうか。また、今後は、技術士の難度が下がる一方で、RCCMの評価は高まる方向にあるように感じます。

<<公募型一般競争入札>>
(急増する公募型一般競争入札と厳しさを増す応札条件)
応札時に、資格保持者の管理技術者が求められるケースが急増しています。恐るべしです。また、手持ち業務量までプロポーザル並みに問われます。従って、技術士・RCCMの科目を出来るだけ幅を広げて取ること。また、組織的には、取得人員を増やすことが以前に増して早急に求められることになります。

(資格による適格条件の絞込み)
・最近の公募型一般競争入札では、応札条件が厳しく制限される場合が出てきています。例えば、自然公園の設計で、「建設部門-都市及び地方計画」と「環境部門-自然環境保全」が管理技術者と現場代理人の条件になったりします。しかも、各人に同県内で5年以内に2000万円以上の公園設計の実績が必要だとすると、応札会社は、当該業務に適したほんの数社に絞られることになるでしょう。このようなことが頻繁に起こりだしています。従来に増して資格が業務の適格条件として使われ出しているということなのです。

<<業務契約>>
・例えば、滋賀県下では、県発注および市町村発注も含めて、コンサル業務の難易がABCが割り振られ、Aランクは、管理技術者は技術士以上でなければ担当出来ないことになっています。これは、発注形式とは関わりなく、通常の指名競争入札でも適用されます。そして、私の領域の都市計画は、ほとんどAランク業務になります。従って、滋賀県で仕事をしようとすると、技術士を持っていないと話になりません。上の一般競争入札の応札条件と同様の考え方ですが、このような傾向は、他府県の市町村にも広がりつつあります。滋賀県のように、RCCMまで不可になっているのは合理的な説明がつくのかどうか疑問ではありますが、理屈抜きに資格重視というより資格が最低限ということです。

<<まとめ>>
・技術士およびRCCMは、いわゆる名称独占的資格でありますが、昨今の状況を鑑みると、少なくともコンサル業務で管理技術者をするには必須と言って良く、実質的に職業独占的に運用される方向にあるだろうと考えられます。私は、実利面から見ても、建設コンサルタントという職業に居る限り、資格の取得は使命であろうと考えています。受注のための必須の方便として資格を取り広げるだけではなく、全力で社会に貢献し自分自身も納得のゆく人生のために幅広く研鑽を続ける材料として活かして行こうと思います。
いつの間にか、技術士筆記試験発表まで12日、RCCMまで14日になってしまっています。
日々の仕事に追われているとは言え、見事に勉強していません。
これは、いつまでたっても合格しない場合のパターンではないでしょうか。私自身、都市および地方計画では、RCCMは一発合格、技術士は、仕事自体が、色々つまみぐいで集中できず、やっと落ち着いて久々に受けたのが17年で、とりあえず合格したのですが、
今の私の状況は、そのどちらよりも、緊迫感がありません。
技術士に通ってしまっているからでしょうか、

「いまどき、ひとつくらい技術士を持っていても大したことはありません。プロポーザルの資格要件に幅広く役立ってビジネスチャンスに貢献するためには、総監は当然のこと、3科目くらいは持つ必要があります。」

と言うのは、口だけで、、どうも、目の前の仕事に追われ、その場その場で、悪循環ぽい日常を過ごしています。試験に通る時と通らない時の心理状態の違いを、少し意識して、自分でコントロールしないといけないようです。とりあえず、このブログをやっているおかげで、ギリギリ試験勉強と繋がっているという感じです。


それはそうと、来年度向けの非常勤講師の話が来ました。あまり、日々の仕事に負担にならない程度で、都合の良いことをお願いしているところです。来年度は名刺に書けるかもしれません。
(経験論文からの質問が無いほうが通りやすい)
 口頭試問は、経験論文に基づいた質問が行われることになっていますが、私の場合には、ほとんど、経験論文からは聞かれませんでした。口頭試問で落ちる方の多くは、論文内容から細かく突っ込まれる内に下手な答えをしたり、試験管と議論してしまったりて陥落してしまうようです。
経験論文から質問されないということは、その場での即答の範囲の議論になりますから、試験官としては、内容や特質を理解するだけで相応に時間がかかりますし、細部へ突っ込んだ質問がしにくくなります。
従って、経験論文からの質問が少ないほど減点されにくく、通りやすくなるのではないかと思います。

(何故、私には経験論文からの質問がほとんど無かったのか)
 思い当たることがひとつあります。経験論文の記述で、業務地に関する情報を伏せた書き方をしたのです。都市および地方計画では、まず3例に業務をあげることになっていますが、全て「○○県△△市における・・・」という書き方をして業務地に関する情報を伏せたのです。

 実は内心、これが通用するかどうか心配ではありましたが、技術士法における「業務上知りえた情報に関する守秘義務に抵触する可能性がある。」という主旨で業務地に関する情報を伏せたのです。経験論文の内容を記述することが、守秘義務のうえで大きな問題があるとは言い難いとは思います。しかし、問題があるかないかを独断で決めるべきではありません。例えば、学会発表する場合でも、発注者への確認は不可欠です。

 もちろん、技術士会が技術士法に基づいて実施する口頭試問で、「技術士試験官」の委嘱を受けた試験官に対して、口頭で業務地を明かして仔細な質問に答える程度は許容されると考えます。しかし、「技術士にふさわしい技術内容」を説明するのに、具体的に業務を特定しないと説明できないはずがありません。文章となると、一人歩きする可能性を拭えません。従って、発注者への誠意も含めてコンサルタントとしての守秘義務を充分に尊重するならば、「業務を特定する内容の記述」は控えるべきではないかと思われます。
 以上は、口頭試問で「何故、業務地を書いていないのか」聞かれた時に答えるように考えたことです。ちなみに、有名なビッグプロジェクトの経験のほうが通りやすいというようなことも聞きますが、レベルの低い発想であり技術士法に抵触する可能性が無いとは言えないでしょう。仮に、私が試験官であれば、業務を特定する論文に対しては、守秘義務違反とまでは言いませんが、口頭試問で、本人の考えを問うた上で配慮を感じなければ、減点すると思います。

◎「経験論文で業務を特定して説明するような書き方」が実質的に許容されていることは、技術士法における技術士試験制度の暗黙の矛盾ではないかと思われます。私に、経験論文からの質問がほとんど無かったのは、試験官が、この矛盾に対する議論を避けたということでは無いかと思います。

(ということで、信じるものが救われるとは言いませんが)
私は、今年も経験論文では、業務地は伏せようと思います。

しかし、実質的に、試験勉強もこれからというところです。
今日も出勤でプロポーザルの企画書を書いていましたが、、
明日は、図書館にでも行って経験論文を仕上げることにします。
では、お互い、「最後のあがき」が最も効果効率が高くなるとことを信じて、試験当日まで、あきらめずに短期決戦型で、がんばりましょう。


 昨日からアクセス急上昇しており、ありがたい限りですが、実は私自身が勉強が進んでいません。大した情報を提供出来なくて本当に恐縮です。ということで、昨年のこの時期のことを思い出してこれから経験論文を準備する方のために「短期決戦型経験論文の作り方」を御紹介します。 

経験論文については、受験経験者をはじめ既に準備されている方が多いと思われますが、私の場合には、昨年度、この時期から手を付け出して、試験中に完成したような次第です。まあ、短期決戦型の論文作成方法と言って良いのではないかと思われます。
 簡単に言うと、この方法は、「業務の概要」のところで、全体の組み立てを「表」で書き切ってしまうという方法です。つまり、ありがちな方法ですが、次のような特徴があります。

(特徴)
・この表さえ覚え込めば、後のところは丸覚えしなくても、この表を見ながらアドリブで書ける。つまり、準備がとても楽に出来る。

・採点官に対しても分かりやすく、多分?好感が持たれるはず。(そのためには、この表は充実させないといけない。)

・口頭試問でも、採点官は表を見ることで論文を大掴みするのが楽になるので、後の細かいところは詳しく読まず、関連の一般論を聞いてきたりされるように思います。私の場合には、質問のレベルこそ低くはありませんでしたが、ほとんど世間話のようで最初からなごやかでした。

・来年度からのことですが、19年度以降では、論文自体に点数をつけなくなり、口頭試問の材料として提出するので、採点官は論文そのものに得点をつけた以前ほど詳細には読まなくなる傾向が出るはずです。分かりにくい論文に対しては、面接で説明させようとするはずで、それで時間がたってしまいます。口頭試問では、限られた時間内に必要な項目のポイントを稼がないといけませんから論文については少なくとも面接前に適切に理解頂かなくてはなりません。この方法は、適切に理解頂いて試問を受けるための簡潔で分かりやすい論文作成方法としても有効ではないかと思われます。

(表作成のコツ)
私の場合には、ほぼ下のような表をつくりました。もちろん業務によってケースバイケースですが、次のようなことに留意する必要があると思います。

・通常、「表を使って分かりやすく」というよりも、しっかりと組み立て、業務全般をこれで説明しきるくらいのものを作る。つまり、学術論文ではありませんから、採点者の頭に入りやすくするためには、やり過ぎくらいに(業務概要)を完成させるということです。と言っても2/3ページから多くても3/4ページ程度のものです。

・論理的に、ひとひねり追加する。例えば、下の表では整備課題の前に「背景」を加えていることと、最後に事業推進上の留意事項まで加えていることです。課題と提案だけでは技術士としては熟慮に欠けますが、その「背景=認識」と「事業推進=実現性」まで表の中で緻密に書き込めれば、ほぼクリアするはずです。
 このように、「ひとひねり」を加える観点で仕事を見直すと、自分の技術の認識も補えますし、業務全般を体系化して捉え直すことが出来るという効果もあります。

・この表に続けて、この内容を文章で書き込めば良いのです。これは表を見ながら思い出して書けばよいし、多少忘れても主旨をあわせて適当に書けば良いので非常に楽に論文が完成します。
念のため、表に書いたことを同じようにタラタラ書くのはためらわれる方もおられるかもしれませんが、学術論文ではないのですから気にせずタラタラ書けば良いと思われます。この表の内容を、文節を切って文章にすると3~4枚は簡単にいくはずです。)

・尚、下の表は簡単に組み立てを紹介していますが、実際には矢印の大小や背景から課題・提案の部分は表の中の表にするとか、分かりやすくビジュアルの工夫も必要です。この表は、試験当日は、書くのに時間がかかりますが、必死で早くきれいに仕上げないといけません。でも、コレきれいに出来れば、ほぼOKです。

・注意事項ですが、業務概要で業務全般を「表」で書き切ると書きましたが、ここで言う業務全般とは、論文で書こうとする技術的提案の内容全般のことです。実際の業務全体を表現する必要は全くありません。そのような説明的な論文は技術士論文ではありません。あくまで自分が述べようとする技術的テーマに絞ったもので充分です。ですから、私の場合にも、実際の業務は「商業活性化のための商業領域の施策」も含んでいますが、ここでは、土地利用・交通など基盤整備にフォーカスをあてた論文に仕上げています。
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■基本的な課題①社会情勢
       ②地域課題
       ③地域資源
■基本方針
例)都心居住の充実を目指した住商環境整備
(実際の計画のキャッチフレーズ的なものでなく技術の特質を表現)
    ↓
■幅広い議論と意向調整(特に商業者と一般住民の意向調整)
    ↓

背景→ 整備課題→ 技術的提案内容

・  
・ (緻密に書き込む) 
・  

■事業推進上の留意事項


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(補足)
 経験論文を添削してもらうということが一般的ですが、私は上の論文は誰にも添削は受けていませんので、これが良いか悪いか客観的に御意見を聞いたことがありません。また、私は昨年度、久々に受験したので、上の方法でたまたま通ったかもしれませんが、落ちたことが無いことも事実です。口頭試問で、経験論文についてほとんど突っ込まれなかったことを考えてもウケは良かったのではないかと思っています。

 まあ、いいかげんな情報ではありますが、短期決戦型の手法のひとつとお考え下さい。参考にされるされないはご自由で、その結果には、悪しからず責任を負いかねますので、よろしくお願いいたします。
◎昨日、17年度最後のプロポーザルを提出しました。
ここのところ納品検査が続き過ぎて提案のレポートがぎりぎりまでかかりました。流石に木曜日から金曜日は寝ていません。
総合計画の提案ですが、「コミュニティビジネスを重点プロジェクトとして育成する仕組みづくり」を主眼に提案しました。
まちづくり3法も地方の切捨てと言われますが、地方部では既に、ハード事業を基盤に夢を描くことに対して拒否感まで、持たれることも少なくありません。「多自然居住」や「地区単位の草の根のまちづくり」、あるいは「コミュニティビジネス」など地区住民の自律的な活動を基礎に地域づくりが展開される時代に入ってきています。

しかし、年度末31日にプロポ提出とは、コンサルの状況を全く分かっていないのではないかと首をかしげざるを得ません。どこのコンサルも流石に忙殺状態でしょうから、チャンスでもあります。年度末も、このありがたい話で何とか目処をつけさせて頂きました。


◎さて、先の3月24日の記事に対するコメント (04/01)の 続きを書くことにします。

実は「業務時間内での勉強」こそ、「らくちん技術士取得の極意」になりはしないかと思っているのです。
毎日の仕事について、振り返って考えてみると、当たり前に気合が入っています。プロポーザル提出とか、委員会の準備とか、普段の打ち合わせの前でさえ資料作成はもちろん、知らないことも一気に調べ上げたりして、一晩で地域の歴史や文化の道の専門家になったりするものです。このような、火事場のバカ力は、コンサルタントの習性とも言うべきものです。これが直接技術士試験で評価されるのなら私は、ずいぶん昔からスペシャル技術士になっています。
つまり、業務時間に仕事感覚で受験勉強が出来れば、非常に効果的で密度の高いものになるのではないかということです。

ということは、試験勉強をいかに仕事そのものとして位置づけ、業務時間内にも時間をあてるかということが、効果と効率の観点で極めて重要なことだと言えます。実例として、昨年の私の体験を少し書きます。
昨年度も、やはり残業と休日出勤が多く、自宅では疲れてクタクタでなかなか勉強の効果もあがらなかったのですが、技術士試験の1ケ月前に入ると、出来るだけ毎日1時間は試験勉強をすることにしました。現実には、毎日は時間が取れませんでしたが、この業務時間内の勉強が無ければ合格していなかっただろうと思います。
後から考えて、業務時間内の試験勉強は、次のような効果があったように思います。

・業務時間内の1時間では、実際には、密度は濃くても大した勉強は出来ませんから、勉強不足感が強くなります。普通は、疲れの出る業務時間外で精神的にもダウンするはずですが、勉強不足感が強ければ、多少は、「もう少しあれをやっておこう」という気になります。これが試験モードというもので直前の1ケ月程度、業務内外でこれが持続しました。
・この試験モードが業務時間内でも強くなると、実務内容についても試験対策的な調べ方や記憶の仕方をするようになり、実務をこなすこと自体が試験対策に近くなったように思います。
・業務時間内の試験勉強について、社内で隠しはしていませんが、堂々とすることでもありません。ただ、仕事中も勉強したけれど落ちましたでは通らないわけで、自分自身に対する強いプレッシャーになります。1ケ月も続けると、そういう状態は嫌になります。絶対に合格するという気持ちが試験当日に向けて高まる訳です。

単に業務時間中も勉強するというだけのことですが、1ケ月でも充分な効果があったように思います。技術士取得の極意というには単純なことですが、技術士資格の日々の仕事における必要性を明確にし合格の意志を本気で持たなければ出来ないことではないでしょうか。

年度末の忙殺を超えて、総監試験に向けて、再度、気合を入れ直そうと思います。


念のため、1ケ月の業務時間中の勉強だけで合格出来ると言っているのではありません。どうぞ、誤解の無いように
実は、大したことでは無いので
バラシちゃいます。

私の17年度の都市及び地方計画の「経験論文」ですが、中心市街地活性化計画のことを書いています。

で、改めて気づいたのは、技術手法のところで、「道路の段階構成」「交通制御」「駐車場整備」「道路環境整備」他について書かれており、道路部門の地区交通計画あたりでも十分通用する内容ではないかと思います。当然、もう少し道路交通テクニックをクローズアップしないといけませんが、ほとんど、このまま使えそうなのです。つまり道路部門の経験論文でもいけるかなあということです。実は私、研究室も交通出身ですし、道路やトンネルの設計までやっていました。都市計画をやっていても自ずと道路交通テクニックにはこだわるほうです。もう一度、道路交通の眼で復習して論文の添削をしてみるのも楽しみになってきました。


余談ですが、例えば「沿岸地域の再生を目指した道路環境整備」というようなテーマに経験論文を作ることが出来れば、
(↑こういう仕事、実際にひとつくらい経験してるような気がします。)
「都市及び地方計画」「道路」「建設環境」「河川砂防及び海岸」と4つの専門領域で通用する論文になるかもしれません。そんなことが出来れば4年連続らくちんです。そこまで、考え付きませんでした。経験論文も試験制度では18年で終わりですね。残念!


というようなことで、18年度は総監と建設部門:道路を併願することにしたのです。
経験論文は、筆記と口頭試問の時にある程度は覚えたので、少しは頭にあります。少し触るとしても、これは楽ちんです。
で、建設一般や五択も去年の余韻があるので、、一からやる話ではない。ということは、専門だけを少しやるということです。

まあ、総監の勉強とそんなにぶつからないで出来れば良いなあと思います。(また、総監も論文の用意もしないで青本を5回読んだら合格したという話も聞きました。まあ、合格した人は簡単にいいますが、、、眉唾か?)