技術士(総合技術監理部門・建設部門)・RCCMなど資格取得の「らくちん必殺技?」の完成を目指すブログです。
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Bグループ

私は、次の問題に答えました。

Ⅰ-3
川幅が狭い単断面の掘込み型の巾小河川(流域面積が200Km2未満)を対象として現況の流下能力の数倍を改修目標とした河積の大幅な拡大を伴う河道計画について検討を行う場合の基本的考え方について説明せよ。また、計画高水位、河道の法線形状、川幅、横断形状、縦断形状、粗度係数などについて、計画する上での配慮事項について要点を整理して論ぜよ。


次のような感じで答えました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
基本的考え方
・治水機能と調整を図りつつ、川本来の自律性を発揮するよう整備する。
・特に河床の流動性に配慮するとともに、現況の澪筋や河床材料、巨礫の保全を基本とする。
・現況の瀬と淵や、水際のエコトーンの形成に配慮し、生物多様性に配慮する
・整備段階から、川らしさを生かした自然観察や憩いの場としての利用に配慮するとともにに、地域参画による環境管理を目指すこととする。

個別要素計画の配慮事項
・計画高水位
下流の堤防の安全性に配慮し、地盤高との差をできるだけ小さく設定する。

・河道の法線形状
現況のみお筋の状況が良ければ、極力変更せず、自然の復元力を発揮するよう整備。

・川幅
河積の増加には、川幅の拡大で対応し、洪水時の流速や掃流力を増大させない。

・横断形状
河床幅員を十分にとることで、河床の自由度を高めるよう法勾配は5分を基本とする。
河床巾が横断形の3倍以上確保できる場合には、緩勾配を採用する。
河床掘削する場合には、現況縦断を平行移動する。
河床材料と掃流力の関係を検討し、自然の復元力を活用するよう計画する。

・縦断形状
床止めなど横断構造物は原則として採用しない。
河床掘削する場合には、現況縦断を平行移動する。

・粗度係数
現況が良好な河川では現況並みとし、少なくとも現況より小さくしない。

・その他
整備段階の地域住民への説明
可能な段階から積極的な住民参画の促進と水防意識の醸成
生態モニタリングと順応型管理の組み込み
ハードとソフトの水難対策への配慮
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上 各項で、細かくは河川環境の観点からコメントを加えましたが、
やはり、中小河川に関する河道計画の技術基準(20年3月)が基本になります。
この基準は、多自然河川づくりを経てきた河川技術の知見を充分に継承しており、ひとつひとつ深読みして、バックデータとなる事例や研究を検証してゆくと、なかなか含蓄があります。

ちなみに、私はある仕事の課程で、この基準について、書籍などで検証しながら勉強しました。特に次の書籍は非常に参考になりました。ついでに御紹介させて頂きます。


移動床流れの水理学

http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102149623/subno/1
移動床流れの水理学
お客様おすすめ度
★★★★★
著者/訳者
関根正人/著
出版社名
共立出版
発行年月
2005年02月

本の内容
実河川のように固体壁面が土砂で構成されている場合には、水の流れによってこの土砂が移動し、この壁面が浸食を受けたり、壁面上に堆積が生じたりすることになるため、結果としてこの固体壁面である地形そのものが変位を起こすことになる。このような流れを移動床流れと呼ぶ。本書は、このような移動床流れを対象としており、「移動床水理学」あるいは「土砂水理学」にかかわる基礎的な知識を整理し、これをできるだけわかりやすく解説することを目的としている。
大学土木系には必須のテーマである水理学の基礎の取得はもちろん、次のステップにあたる河川工学へ切り替えができるようにまとめた。
目次
水流の支配方程式
不等流計算法
平面二次元流れの解析
開水路流れの乱流構造
河床構成材料の性質
限界掃流力
流砂過程と掃流砂量関数
物質の乱流拡散と浮遊砂理論
粘着性材料の浸食過程
河川地形とその形成
地形変動とその予測
植生水理学
河道の自律形成機能

★特に、最後の「河道の自律形成機能」についての著述が、シビレます。

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建設一般は、この問題に答えました。

Ⅱ-1 我が国の国土は厳しい地形・地質,気象等の条件下にあることに加えて,近年は社会状況も大きく変化し,自然災害から国民の安全や生活をい守ることがより一層求められている。
 建設部門に携わる技術者として,社会的状況の変化に対応して防災あるいは減災対策を行う上での課題を3つ挙げ,その内容を説明せよ。
 また,これらの課題に対して,国民の安全や生活を守る観点から今後どのような取組を進めていくべきか,あなたの意見を述べよ。

だいたい次のような解答をしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・局地豪雨の多発や巨大地震への脅威の高まりに対する、対応スピードをはじめとする危機管理能力の不備 
→初動体制の強化、技術や組織連携の高度化

・情報化の進展や技術革新の活用への期待
→新技術を活用した防災情報の共有と鳥の目から虫の目に渡る探査分析力の強化

・高齢化や核家族化の進行による地域防災力の低下
→シミュレーションを活用した予測の高度化による事前情報の強化、ワークショップ図上訓練など日常における防災意識の高揚活動の推進
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

河川は、なんと言っても治水が基本ですから、河川を選択していれば、流石に書けないとおかしい、というレベルの問題ですね。
とはいうものの、河川分野では、いくつもの選択肢がありますし、皆がそこそこ書けるでしょうから、相対評価で考えると「課題選択の重要度」「専門とする事項との関連」「課題と対応の論理的整合」など、採点基準は厳しくなる可能性があります。よくよく、考えると楽勝とも言い切れません。



私は、この問題に答えました。
1-2社会基盤の効率的な整備のための事業管理(プロジェクトマネジメント)について以下の問いに答えよ。
1)社会基盤整備における事業管理の考え方について説明せよ。
2)あなたがこれまでに関わった分野において具体的な事例を1つ挙げて、事業管理の観点から具体的に評価し、事業管理にどのような効果があったのか(見込めたか)あなたの考えを述べよ。


出題の冒頭の「社会資本の効率的な整備のための事業管理」とは、例えば、以下のようなことであろうと思います。
・真に必要な整備のための選択的かつ集中的な事業選択  
・構想段階PIの導入など適格にニーズに応えるためのアカウンタビリティの進行管理
・相乗効果を発揮するようなパッケージとスケジュールのコントロール 
・ストックの活用とアセットマネジメントによる維持管理
・管理者による管理の限界を超える多様な主体の参画管理
これらは、どんどんがんばってつくれば良いという次元のものではなく、プロセスにおいても検証を繰り返したり多様な事情と調整を図ることで達成される。そういう意味で事業管理が重要になっているのだろうと思います。

しかしながら、自分自身は、業務管理はやっていますが、役人ではないので、事業管理を主体的に実施し、中長期的に効果を見極める立場にはなく、それらしい経験が非常に少ないということです。しかも、私の分野は、河川環境ですから、断片的な事業になります。従って、具体的な事例について書き込むのは非常に苦しく、正直なところダメかなあと思っています。

今考えると「構想段階PIの導入など適格にニーズに応えるためのアカウンタビリティの進行管理」「管理者による管理の限界を超える多様な主体の参画管理」などに絞り込んで書き込めば良かったかもしれませんが、前半で少し網羅的な書き方をしてしまったので、具体例も少し拡散し、その分、「管理技術」レベルの書き込みが出来なかったように思います。

補足ですが、
この問題は、「社会資本の効率的な整備」のための管理という認識が重要であり、そういう意味では総監のように管理そのものを問うているのでは無かろうと思っています。そう考えると、従来の建設一般と同類の問題であると考えられます。また、河川協会誌の2009-10は、私も見てはいましたが、具体の事例を聞かれると、経験が少ないものですから、たやすくは書けません。

なんだか、試験のできが悪かったので、愚痴のような やつあたりのような文章で失礼いたします。
Ⅰ-4.近年頻発している局地的豪雨を踏まえ、都市中小河川の特徴、出水の特徴を考慮した場合の河川管理上の課題を記述したうえで、今後とるべき対策を幅広く論ぜよ。

1.局地的豪雨における都市中小河川の特徴及び出水の特性について
①都市中小河川の特徴
水質面の環境問題を乗り越えて、近年では親水的な利用が増えている。
②都市中小河川の出水の特性
短絡的な線形であり、流達時間が早い。
h20年神戸の都賀川では、10分で1mの増水

2.河川管理上の課題
(河川への畏敬や恐怖が薄れる一方で、局地的豪雨の多発による水難が起こっている)
①住民サイドの課題
・局地的豪雨による中小河川の水難の恐怖を新たに認識する必要がある。
・自然や河川の営みと安全対策について学び、強く認識する必要がある。
②行政等の課題
・啓発情報の適切な提供
・技術面の対策充実
・地域の協働

3.今後とるべき対策
①安全管理に対する啓発と情報の伝達
○平常時:多様なメディアの活用・キャンペーン実施・学校教育との連携・人材育成
○河川利用時:プッシュ型情報の強化(警報発信)・リアルタイムの情報提供・避難場所とルートの明示など
②技術対策等の高度化・充実
○予測精度の向上:軍用Xバンドレーダーの転用、雨量計の設置強化
○施設等整備の充実:護岸への避難はしご、災害時資材の配備、事故履歴箇所への配慮
○流域管理の総合的な検討:河川ルート配分の再検討・雨水貯留浸透施設の検討
○地域協働の安全管理体制の確立:点検管理の他ソフトも含めて、河川管理者の他、消防組織・学校PTAなどの連携

Ⅰ-2 洪水を流下させるという役割以外に都市域での河川の果たすべき役割を列挙し概説したうえで、特にまちづくり・地域づくりとの一体性からの課題について整理するとともに、地域の個性を生かし、観光の視点等から地域の活力を育むために今後の目指すべき方向性と具体的な取り組みについてあなたの考えを述べよ。

1.都市域での河川の果たすべき役割
①都市の背景を成す自然環境としての役割
②憩いやレクリェーションの場としての役割
③防災施設としての役割
④多様な生物の生息、又は環境学習の場としての役割
⑤利水面の役割

2.まちづくり・地域づくりとの一体性からの課題
(基本課題)河川本来の魅力や特性の活用
(課題)
①親水空間など水を活かしたまちづくり
②川の連続性を活かしたネットワーク形成
③水運時代の交流の歴史の再生
④自然環境を活かしたまちづくり
⑤多様な参画によるまちづくり

3.今後の目指すべき方向
①親水空間など水を活かしたまちづくり
・水際環境の活用・広い高水敷地空間を活かしたイベントなど・花火や笹舟流しなど、川らしい風物の創出
②川の連続性を活かしたネットワーク形成
・拠点やネットワークなど観光コースなどに豊かなバリェーションの組み込み・舟運やカヌーなど船遊び、河川敷のサイクリングなど
③水運時代の交流の歴史の再生
・水運時代の歴史、人と川の関係を再認識し、地域づくりの資源に活用・沿川交流の歴史を現代に合った方法で再生
④自然環境を活かしたまちづくり
・環境学習・自然の素材を活かしたクラフトづくりや名産品の開発
⑤多様な参画によるまちづくり
・釣り、自然観察、カヌー、など川をきっかけに集まる団体などを含んで多様な人々の参画によるまちづくり
骨子だけですが、公開しておきます。復元してみると、気になる点もでてきています、

Ⅱ-1 地球温暖化を緩和するための低酸素社会について、以下の問いに答えよ。
(1)低酸素社会の実現に向け貢献できると考えられる社会資本整備の取り組みを3つ挙げ、それぞれについて概説せよ。
(2)前項で述べた取り組みのひとつを取り組みのひとつを取り上げ、その推進にあたっての課題と解決策についてあなたの意見を述べよ。


(1)低酸素社会の実現に向けた社会資本整備の取り組み
①都市構造の集約化に向けた取り組み
人口減少もあり、エネルギー消費の器とも言える都市基盤の容量が助長になる。市街地の拡大の抑制、中心市街地の高密度利用、併せて公共交通活性化などの推進
②省エネルギー技術の活用
クリーンエネルギーに関する新技術の採用、環境負荷の低減の推進
③資源循環型社会の形成
ゼロエミッションを理想とした資源循環の仕組みの構築、とりわけ社会資本整備では、建設資材のリサイクルなどから推進

(2)都市構造の集約化に向けた取り組みの課題と解決策
推進課題→解決策
①土地利用の集約化(市街地拡大防止と中心市街地活性化)
→都計法改正に基づいた運用と計画的な拡大の制限
→密集市街地対策・高齢者対策
②モーダルシフトの推進(公共交通活性化やTDM)
→乗り継ぎ利便、利用情報の充実(P&R含)
→中量軌道システムなど交通手段の隙間の解消
→ハードソフトで渋滞緩和
③市街地周辺部の環境共生
→憩い・安らぎ環境の創出
→環境モニタリングなど環境学習の推進
→田園の担い手不足に対して多様な参画
●筆記試験は、かろうじて合格させて頂きましたので、私の建設一般の解答を公開いたします。
但し、今年は、全くその場のアドリブで書いたので、下のような箇条書きメモ程度の復元です。

●私は、どちらかというと計画屋ですので、Ⅱ-1のアセットマネジメントを書くと単なる「机上のお勉強」論文にしかなりません。Ⅱ-2は、建設部門全般の課題に対する認識を問われていますので、これは色々と具体に関わる面も多いので、これに答えるしかなかった訳です。

●しかし、このⅡ-2は、準備していた人はほとんど居ないのではないかという気がします。これに、答えるのは、色々と答え方があると思いますが、私の解答は、どちらかというと、技術力の維持よりも「向上」の部分に注目することで、環境変化への対応という趣旨の論文にしました。
まあ、ハード屋ではないので、各論よりも総論に持ち込んで答えたということです。

●あまり出来は良くないと思っていますが、試験当日、この午前中は時間的にも余裕を持って書き上げたので、これはイケタかなと思いました。午後は、悲惨で、まだ、復元も容易ではありません。
午後の専門(道路)の2題は、余裕があれば復元して公開しようと思います。



Ⅱ 次の2問題のうち1問題を選んで解答せよ。(解答問題番号を明記し、答案用紙3枚以内にまとめよ。)

Ⅱー1.社会資本の維持管理に関する現状と課題を述べ、これに対する対策としてのアセットマネジメントの必要性及びその実用化に向けた方策についてあなたの意見を述べよ。

(こちらに解答しました)
Ⅱー2 我が国の公共事業は、近年、縮小傾向にあるが、このような状況が、建設分野における技術力の維持及び向上に与える影響とその課題を挙げ、今後とるべき方策についてあなたの意見を述べよ。


(解答 メモ程度の復元です)
1.はじめに
我が国は、高度成長期に急速な社会資本整備を進展してきた、そのプロセスで第一級の建設技術を獲得してきた。
しかしながら、現在に至って、社会環境は変転し、産業経済の停滞・財源不足・少子高齢化など深刻な課題を抱えている。
公共事業も縮減と多様化の方向にあり
①既往技術の維持と向上
②新たに求められる技術の向上
が大きな課題となっている。

2.影響と課題
①既往技術の維持向上
・整備系技術の担当機会の減少
・経験技術の継承が困難
・多品種少量技術の弊害(専門的深化の欠落)

②新たに求められる技術の向上
・選択と集中の見極め
・既往ストックの活用
・ソフトの組み合わせによる高い効果

3.今後とるべき方策
①既往技術の維持向上
・技術研鑽の仕組みの導入---事業経験を学習するCPDなど
・品質確保の取り組み---品質意識向上への取り組み、ISO・QCの活用など
・熟練技術者の再活用---再雇用制度の採用、コラボレーションなど仕組みの構築
・その他---学識者の動員、産学連携の取り組みによる専門性の高度化など

②新たに求められる技術の向上
・事業評価への取り組み
---事業量評価からアウトカム評価へ、B/Cから施策の相乗化による波及性の追及へ、社会指標と官民協働の政策評価へ、仕組みと手法の洗練
・ストック活用と長寿命化技術の向上
---ライフサイクルコスト、アセットマネジメント、非破壊検査、GISなど情報技術による効率的管理などの推進
・ソフト技術の実践による技術向上
---構想段階PI、ワークショップ、多様な主体の参画と協働による社会資本整備の取り組みの推進

先日からAPECさんの掲示板で下のような記事を書きこみました。
「後がない」さんの質問に応えて書き込んだものです。
(No.14551 再度、地球温暖化 投稿者:後がない)
途中で、APECさんの直前アドバイスを参照して考えたものです。


防災関連は、書けると思っていたのですが、なかなか難しいです。
ちなみに、17年(建設一般)災害に強い国づくり、19年(建設環境 専門A)地球温暖化、に答えた経験がありますが、
少し切り口を変えると、パッパといきません。

まだまだ、修行が足りません。




(「後がない」さんの質問)
>「気候変動→自然災害増加→安全・安心の構築のための社会資本整備を述べよ」
>適応策だけに絞って記述しても良いように感じますが、「はじめに」だけでも、「地球温暖化の抜本対策として緩和策も必要だ」ということを明記すべきなのでしょうか。


(私の答え1)
●多分、そうするのが良いように思いますが、仮に、建設環境で受験する場合には、原因に対しての緩和策をクローズアップしても良いような気がします。自分の仕事で責任を持ちやすい部分をしっかり書いたほうがリアリティがあるでしょうから、、

●ところで、今年の私は道路で受けるので、やぱっり、災害対策が主役ですね。恐縮ですが、勉強させて頂くつもりで、最初のところを考てみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我が国は、急峻な地形や脆弱な植林層が多くを占める一方で、人口や資産が臨海の浸水想定区域に集中している。気候変動に伴う風水害の多発は、国土の自然基盤や産業経済、そして人命にもかかわる甚大な被害をもたらしている。
私たち社会資本整備を担う技術者にとって不可避の重要課題である「①災害に強い地域づくりのための社会資本整備(適応策)」について詳述する。尚、少なからず原因をなすと考えられている「②地球温暖化への対応(緩和策)」についても概説を加えておく。

①は、
・治山治水にかかる災害対策
・市街地の災害対策
に分けて、課題と具体的な対策を詳述します。

②は、(無くても良いかもしれませんが)
多分7行くらいで、
5つくらいの対策項目を箇条書きにします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな、イメージでしょうか。


(私の答え2)
●私の記事は、後から自分で見ていて、実はいい加減だなあと思っていました。
というのは、適応策について、一般論的に対策を並べるのも芸が無く、うまく書けてもボーダーギリギリかなとか思って色々試行錯誤していました。要するに、もう一歩踏み込む切り口をみつけないと、応用的な展開が披露できないというような思いです。

●そこで、実は、昨日の夜ですが、APECさんの直前コーナーの地球温暖化について書かれたメモを見て、驚きました。次のURLを参照ください。
http://www.pejp.net/pe/niji/ondanka.pdf

このメモの、異常気象から始まる下半分の真ん中のところです。
①「ハード整備が追いつかない」というくだりから、②「ハードとソフトを登場」させ、③しかも「選択と集中」を条件として、④事業評価やリスクアセスメントまで持ってくる。このストーリ展開には、圧倒されました。こうすると、自然な流れで、社会資本整備の本命の見識を披露できることになります。素晴らしいと思います。さすが、APECさんです。

○ちなみに、私の場合、道路領域で考えてみました。
前段(14553)の記事の「・治山治水にかかる災害対策・市街地の災害対策に分けて、課題と具体的な対策を詳述します。」とは、、、つじつまが合いませんが、そこは、また考えるとして、、
①「治水:内外水対策」「治山:林相の転換など森林保全、」の日常管理を基礎にしながら、災害時の防災活動を支えるための道路整備が不可欠である。ここでは、特に災害時の防災活動に焦点をあて、防災のための道路整備について述べる。
②高規格幹線道路をはじめ地域幹線道路、生活道路に至るまで、財源不足等により不十分である。
③そのような中で、異常気象による災害は増加の傾向である。ハードだけではなく、ソフトで補い組み合わせることで、整備効果を最大に発揮することが期待される。同時に、限られた財源で、選択的かつ集中して道路整備を進める必要がある。
④地域と道路の性格に応じた機能を評価し、防災のための道路機能の選択と集中を図る必要がある。具体には、次のとおりである。
 ・高規格幹線=リダンダンシー強化/構想段階PI推進
 ・地域幹線=緊急輸送や孤立集落支援/広域連携と相互支援
 ・生活道路=避難路の整備推進/ハザードマップ、住民参画と自主防災体制の強化、
 ・留意事項=路線区間に応じた評価と道路構造の選択/ストック(現道)を生かした整備/産業・景観・環境・文化との連携
(↑実際には、もう少し複数の評価要素で示すことにします)


というようなことでしょうか。
あまり展開しすぎるとややこしいかもしれません。
しかし、地球温暖化の災害は風水害ですね。風水害となると本来、治山・治水がメインですね。無理やり、道路に引っ張るのもしんどいかもしれません。もうちょっと考えてみます。

●ということで、APECさんの神業を参照させて頂くことで、私の不備を補わせて頂きます。APEC様、悪しからず御容赦下さい。
本日は、Bグループを公開します。メモ程度の復元です。
※この問題も(1)(2)の設問に分かれており、はじめから終わりまでみっちり解答を求められています。
※一見、道路景観の問題のように見受けられますが、聞かれているのは、あくまで景観を誘導するための規制・誘導措置ですから民有地景観が対象です。つまり、どちらかと言うと都市計画系の問題になります。
※しかし、道路事業を引き金にして発生する景観課題への対応の問題で、特に(2)については、どういう答え方が求められているのか躊躇してしまうような聞き方です。
※私は、道路事業を契機に景観という切り口で地域づくりを喚起するという趣旨で3例をあげました。自分の経験からの解答ですが、時間一杯で、何とかギリギリで整理がついたという感じです。
正直に言って、こういう答え方で適切かどうか分かりません。難問だと思います。

Aグループと同様に(2)は、皆さんの解答例を是非とも知りたい問題です。

以下、復元です。----------------------------------
Bグループ  Ⅰ-5,
優れた景観を有する市街地において道路事業を行う場合に、事業の実施に合わせて景観を誘導するため、導入すべきと考えられる規制・誘導措置2つを挙げて説明せよ。また、道路事業の構想・計画段階において、景観を誘導するための規制・誘導措置について検討する場合の留意点を3つ挙げ、具体的に論ぜよ。


解答→
(1)道路事業を行う場合に、景観を誘導するための規制・誘導措置
※各、道路沿道の景観誘導への適用上の特性を整理しました。
①地区計画の運用
②景観計画における景観計画区域・景観地区

(2)景観を誘導するための規制・誘導措置の留意点
①シンボルロードを整備する場合
(沿道の役割意識を景観形成の推進力として活用)
・早期に情報公開
・沿道利用に配慮したきめ細かな対応
・地域の役割意識を醸成し、住民主体のまちづくりに誘導
・広告看板類の規制、スカイラインの統一など緩やかな規制からスタート

②密集市街地等既成市街地の道路拡幅等事業の場合
(景観形成をまちづくりの推進力として活用)
・息の長い事業の推進
・景観形成への取り組みを併せて推進
・景観づくりを事業のけん引役にして意向調整
・行政サイドの支援からスタートし、住民の自律的な景観まちづくりに発展

③都市計画道路の整備によって沿道の用途地域の見直しが想定される場合
(規制緩和に併せた土地の流動化を契機とした景観形成)
・周辺の住居系地区との意向調整
・整備に併せた建物の更新をタイミングとして規制誘導
・地区計画の運用他

以上、復元でした。------------------------------------

口答試験に備えて、筆記試験を復元していましたが、そろそろ本格的な点検に入ります。建設一般は、既にこのブログで公開し、自分でも時間があれば検証できるようにしています。

専門論文についても、あくまで概要のメモですが、公開します。(念のためですが、模範答案ではありませんので、悪しからず)

今日は、まず、建設環境専門のAグループの出題について公開します。地球温暖化について答えました。

※設問は、(1)(2)に分かれており、「はじめに」「おわりに」といった、従来型の形式で答える余裕は全くありませんでした。
(1)は一般対応的な問題で、従来ならこれで終わっていたはずです。
(2)は、難問といって良く、地球温暖化の影響は答えられても自身の技術貢献に繋げなければ答えにならない。地球温暖化が他人事ではないという刃を突きつけた問題です。当日、書き上げるのに相当の時間がかかりました。昨年度まででこの問題が出ていたら、時間切れの方が続出したのではないかと思われます。
※お読みになればお分かりと思いますが、私の答えは、切れ味が今ひとつです。ヒートアイランド現象は、地球温暖化の影響ではありませんし、平均海面の上昇に対するわが国の土地利用対策は、直近とは言い難い対応です。

特に(2)は、皆さんの解答例を是非とも知りたい問題です。


以下、復元です。----------------------------------
Aグループ Ⅰ-2,
(1)現在我が国が取り組んでいる地球温暖化対策について、温室効果ガスの排出削減・吸収のための方策を5つ挙げて簡潔に説明せよ。(2)また将来、地球温暖化が我が国に及ぼす影響について、あなたが特に社会経済活動に大きな影響を与えると考える事象を3つ挙げ、それぞれの事象に対し建設分野の技術者として貢献できると考えられる適応策について、あなたの意見を述べよ。


解答→
(1)地球温暖化対策について、温室効果ガスの排出削減・吸収のための5つの方策
①モーダルシフト等
(マイカー規制、公共交通活性化等)
②省エネ住宅など
(冷暖房効率・空調・その他家電にいたる身近な省エネ技術の活用)
③新エネルギー開発
(クリーンエネルギー:太陽熱発電、波動水流など・カーボンニュートラルなエネルギー利用:バイオマスの活用)
④緑化推進
(温室効果ガスの吸収源としての公園緑地整備の推進・緑化推進・屋上緑化・壁面緑化)
⑤協働及び住民主体の自律的な配慮行動の推進
(企業:CSR/ISO14000/環境会計・住民:まちづくり活動による配慮行動の推進)

(2)地球温暖化が影響を与える事象と建設分野の貢献策
①異常気象による災害の多発
 暖冬・冷夏、集中豪雨の増加など、異常気象現象は、災害の多発を招いている。不可測な気象状況をGPSやリモートセンシングなど新技術を駆使してリアルで的確に把握しシミュレートしたり、生育した植林地の崩壊をはじめとする土砂災害の事前防備を図るなど、自然災害に強い地域づくりを推進する必要がある。

②都市部のヒートアイランド現象
 ヒートアイランド現象の原因は、都市部の熱負荷の増加など温室効果ガスの増加以外の要因も大きい。しかし、夏場のエネルギー消費の増大など地球温暖化を促進する悪循環を作り出すなど重大な影響を持っている。従って、熱負荷の低減並びに、省エネルギー新エネルギー対策など、ヒートアイランド対策を推進することで、地球温暖化対策全般に大きく寄与することが期待される。

③平均海面の上昇
 世界では既に、海面の上昇による消滅の危機に瀕している国や地域が出現している。我が国も都市機能の大半が、臨海部に集中する。このような現象を食い止めるために地球温暖化対策を推進しているが、エネルギー消費量が依然として増加している現状を鑑みると海面上昇が都市機能に与える影響が少なからず懸念される。海面上昇を中長期的な課題として認識し、状況観測を継続しながら、臨海部の土地利用のコントロールなど国土形成のあり方について検討をすすめることが期待される。

以上、復元でした。------------------------------------

(RCCM)
ところで、RCCM河川砂防の試験を控えていますが、
週末に出張など無理が続いたこともあり、風邪をひいて倒れてしまいました。先程、起きだして試験直後のメモがあったのでこれを元に上の記事を書いたのですが、RCCMは、まだ、全く準備できていません。ヤバイです。

(技術士 口答試験用  技術的体験論文)
一方で、技術士の口答試験用の技術的体験論文は、ほぼ98パーセント完成しているつもりです。来週の半ばまでには送ってしまおうと思っています。
・人口減少下で地域の活性化を図ることはそう簡単に出来ることではありません。難しい問題です。ただ、私は人口減少が土地利用に与える影響は、しばらく先の私にとって重要な仕事になるのではないかという気がしています。
・少子化の原因は、女性の高学歴化だそうです。多くの先進国も同様の経過を辿っています。
・「女性の子育てと両立した働きやすさの向上や希望を感じる社会づくり」が必要ということもありますが、「男女の平等感」が、人間の動物自然生態から乖離し過ぎると起こるのかもしれない自己否定現象ではないかという気もしています。
・都市計画的には、適正人口についてそろそろ議論され出しているようです。都市基盤を維持するのに5000万人とも1億人とも言われますが、私自身もう少し勉強しないといけません。
・そんなところですが、それがまちづくり3法が改正されて以来、地方部で打ち合わせをすると、必ずと言って良いほど「地方の切捨て」という言葉が聞かれました。確かに人口論から言えば、もうこれ以上基盤を増やす時期ではないのは事実ですが、人より車の数のほうが多いような地域で旧市街に集まれと言うのも少し乱暴な話だと思います。
・まちづくり3法の改正は、自民党公明党の圧勝のドサクサで強行してしまった改正ですが、政府にとっては今回の選挙での大敗という大きなツケを払ったことになるかもしれません。

前置きはこのくらいにして、、


建設一般の解答の大枠を再現してみました。(ちなみに、建設一般だけは、「はじめに--おわりに」という書き方をしています。)
下の問題を答えました。今年は白書のサブタイトルそのものだったのですが、勉強不足で白書とはずいぶん違うことを書いたようです。自分ではギリギリ60点はいけてるかなというところですが、皆さんに採点頂くとありがたいのですが、いかがでしょう。

※やっぱり、試験当日は、とりあえず埋めてしまうと「出来たような」気になるようです。冷静に考えると、少なからず問題を感じます。だんだん心配になって来ました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅱ-1.
産業構造の変化等により、人口減少にある地域における社会資本整備の課題を挙げ、厳しい税制制約の下で、地域の活性化を図っていくための社会資本整備のあり方について、具体的に示しあなたの意見を述べよ。


1、はじめに(社会資本整備の基本的な課題)

一次産業・二次産業の空洞化・人口減少・巨大地震の脅威の高まり・地球温暖化問題・そして地域活力の停滞
といった情勢変化と見極めについて述べる。・・・・・(全般の前提を書きました)・・・
そのうえで、
①時代情勢の課題を克服するための持続的可能な発展の基礎となる社会資本整備
②地域個性を活かした活性化を支援する社会資本整備

を課題とした。

2、社会資本整備方策と私の意見

①持続可能な発展の基礎となる社会資本整備
①ー1、コンパクトな市街地の形成
10年程度で、全国的にも世帯数までもが減少に転じる見込みである。このことは、土地利用に致命的な影響を与える可能性がある。市街地の荒廃や供給処理施設を含む都市基盤の維持コストの急増である。都市基盤を効率的に維持可能な適正人口への収束は多方面の研究と政策手段を見極めねばならないが、コンパクトな市街地への集約的コントロールが求められる。
具体には(市街地拡大の抑制・中心市街地活性化・特別用途地域や特定用途制限地域の指定、開発促進地区計画などの運用による計画的な拠点形成)←それぞれ簡単に、運用の要点をコメントしました。
①ー2、相乗効果の高い整備の推進
単品整備から地域づくりのストーリーに基づいたパッケージ型の整備への転換
政策評価・事業評価の導入と事業量の評価からアウトカム評価への転換
などが求められる。
(具体には、地域再生計画をはじめとする各種交付金制度の適切な運用、景観形成総合支援事業などストーリーに基づいた補助事業の適切な運用、すなわち、事業相互の相乗性評価を加えた、波及性の高いパッケージ型整備の推進)
①ー3、重点事業の明確化
時代情勢を見極め、課題を克服するための事業の重点化が求められる。
(・巨大地震の脅威の高まりに対する災害に強いまちづくり・高齢化社会に対応したバリアフリー・継続的で確実な推進が求められる地球温暖化対策など)

②地域個性による活性化の支援
②ー1、地域個性の再評価と活用
多くの構造物が維持更新の時期を迎えつつある。また、量から質へ地域地区に応じた都市基盤の高質化が求められる。
これらの更新整備に向けて、景観・環境・歴史文化資源の再評価、地域個性をテーマとした社会資本整備、観光や産業などに波及性の高い整備を期待される。
(景観計画とタイアップして地区景観の整備と景観形成総合支援事業などの活用・世界遺産、重要文化的景観制度など新たな歴史性の評価に着目した整備・中心市街地活性化とバリアフリーの観点による歩いて暮らせるまちづくり・などの基礎的な視点に加えて地域個性を掘り下げた独自のテーマによる整備が求められる。)

②-2、ローカルルールの重視
1.5車線道路やバス運行の規制緩和など地域の特性に応じたニーズに弾力的に答える整備も求められる。観光や産業活動などを公の空間で地域に応じた方法で支援する規制緩和方策の導入も検討の対象となる。
(ローカルルールの確立と運用・構造改革特区制度による規制緩和・まちづくり条例などの支援)

②ー3、多様な主体の参画を支援する社会資本整備の推進
住民・企業・NOP他多様な主体の参画による地域づくりと地域メンテナンスを支援
社会資本整備を担当する我々へのソフト領域への役割の期待は高く、協働の地域づくりの研鑽と実践そして手法の洗練が求められる。
(PIの導入・企業のCSR活動の推進・まちづくり協議会推進・景観整備機構や緑地管理機構などの活用・指定管理者制度の運用・事業コンペ方式の導入・コミュニティビジネスへの支援・地域ブランド開発支援等々及びこれらとタイアップした社会資本整備の推進)

3、おわりに
地域活力の停滞は重大な問題であるが、社会資本整備の観点で出せる答えには限界があり、様々な領域と協力した取り組みが必要である。また、人口減少下における土地利用コントロールは社会基盤の基礎的な懸案事項である。人口動態を見通し市街化の抑制を行うことは、モータリゼーションの進展した地方部の活力停滞を招く可能性をも孕む両刃の剣であることを忘れてはならない。
地域の活性化は、自己責任も伴うものであり、「選ばれる地域づくり」の競争でもある。私は、今後も研鑽を重ね、地域の自立的発展を促し支援することも念頭に置き、社会資本整備に全力で貢献する所存である。
去年の8月3日から4日のブログコメントのやりとりで、「まちづくり」さんと、総監ノウハウ公開のようなお約束をしていました、、、気になっていました。18年度いちおう技術士総合技術監理部門に合格していますので、その時の筆記論文を公開いたします。正直なところ、完全な復元はしていませんので、大筋ですが、、
御参考になる方があれば幸いです。では、、

平成18年度 技術士 総合技術監理部門 筆記論文 
Ⅱ-1 は、択一式問題
Ⅱ-2 次の問題について解答せよ。
 業務管理を合理的に実行するためには、総合技術監理の視点から予め業務チェックリストを作成し、業務管理を行うことが望ましい。ここでいう総合技術監理の視点とは、「経済性管理」、「安全管理」、「人的資源管理」、「情報管理」、「社会環境管理」の5つを言う。総合技術監理の視点から以下の(1)、(2)の問題に答えよ。
(1)-1 チェックリストを作成する対象として、あなたが従事した、または従事している業務から1つ採り上げ、その内容を300字程度(答案用紙は1行24字)で簡潔に記述せよ。
(1)-2 その業務に関して、チェックリストとして作成すべき事項を、計画時、実施時の2つのフェーズに分け、計画時のチェック項目を「経済性管理」と「社会環境管理」の2つの視点から、また実施時のチェック項目として、「安全管理」、「人的資源管理」、「情報管理」の3つの視点の中から2つ選んで以下の記述要領に従って記述せよ。
<記述要領>
・チェック項目の記述に際しては、各管理の視点ごとに重要と思われるものから3つ以上書くこと。(記述例参照)
・各フェーズで記述の対象とした2つの管理の視点にまたがるチェック項目は、どちらか一方に記述すること。
<記述例>
(1)-1 業務概要
〔300字程度で記述すること〕
(1)-2 チェックリスト
1)計画時のチェック項目
①経済性の視点
i)工程管理〔このレベルを3つ以上記述すること〕
・納期は仕様書を満足しているか
・工程のボトルネックは把握しているか
・工程の予備期間は適切か
・・・・・・・
・・・・・・・・・
ii) ・・・・・・・・
iii)・・・・・・・・
②社会環境管理の視点
・・・・・・
(2)業務状況が変化した場合の変更管理の考え方を、(1)に記した業務を前提として、総合技術監理の視点から答案用紙1枚以内で記述せよ。なお、この記述は、新たな答案用紙から始めること。検討の条件となる業務状況の変化は以下の通りとする。
「業務実施時の後半において、納期達成のためには今の人的リソースが不足していることが判明した。」


私の解答・ここから→
Ⅱ-(1)-1
●●市からの委託で、●●駅前広場の改修設計業務を行った。この業務は、次のような条件があった。
①車両の他に歩行者交通・その他利用について、詳細な現況調査が必要であった。
②改修設計の他に、駅前広場の調査指針を作成する業務であった。
③●●大学の●●教授のアドバイスを受けながらの実施が予定された。
本業務について、総合技術監理の視点であるべき方向も含めて、以降の設問に答えるととする。

Ⅱ-(1)-2(正確には、覚えていませんが、特に駅前広場の現地調査を主眼に答えました。大項目だけ書いておきます。)
<実施前のチェックリスト>
①経済性管理
)工程管理
)購買管理
)内部人件費管理
②社会環境管理
)エネルギー管理
)リサイクル等資源管理
)環境設計に備えた管理

<実施時のチェックリスト>
①安全性管理
)リスク管理
)緊急時危機管理
)その他安全性管理
)改修設計への安全性の反映
②人的資源管理
)体制及び統制管理
)意識の共有とモチベーションの増進に関する管理
)人員の調達等管理
③情報管理
)情報の流通と共有に関する管理
)セキュリティ管理
)技術情報の調達と蓄積に関する管理

Ⅱ-(2)(この問題は、最後の1枚で記述することが指定されています。実は、Ⅱ-(1)-1の業務条件で、この変更管理への展開を仕込んでいます。その他、図を入れたこととチェックリスト形式で答えて、読み手に対して分かりやすくしようと考えました。概ね、次のとおりです。実際には、チェック項目はもう少し多かったと思います。)
人的リソースの不足に対して、アドバイザーをお願いしている●●大学の専攻科の研究生にも協力をお願いすることとし、納期の短縮・専門性の向上・経済的な負担の解消を併せて図ることが出来た。具体には次のような、マトリックス型の組織として運営した。

   コンサルタント| ●●大学     
_________________

改修設計  ○   |   △   (○:主担当 △:サブ担当)
調査指針  △   |   ○

変更管理について、人的資源管理に焦点をあてて、チェックリスト形式で述べる。
・指揮命令を明確化し、各メンバーに情報共有が図れているか。
・機密保持などについて、文書化した契約が出来ているか。
・業務検討会での発言余地など、平等にし、モチベーションを保てているか。
・情報流通に関して、グループウェア等適切に仕組みを運用できているか。
・専攻科学生の保険加入によるリスク移転を図れているか。
など、、
以上、今後も総合技術監理の技術者として、全力で社会に貢献する所存である。      
←ここまで


(19年からは)
時間が長くなりますから、どなたも一応書き上げるのではないでしょうか、Ⅱ-(2)をいかに、切れ味良く書き上げるかですね。
青本には、個別管理の技術しか紹介されていません。試験で問われるのは、総合技術監理です。答えは与えられていないのです。自分の経験を振り返り、個別管理技術の合理的な運用技術(=総合技術監理)として棚卸しする必要があります。先日、技術士の試験勉強など大した意味は無いと書きましたが、この総監だけは、クリエイティブな意義を感じざるを得ません。
ちなみに、あの択一試験には閉口します、、

追伸)
私は、今年も引き続いて総監受験を考えていますので、さらにレベルアップしないといけないと思っています。総監の17年18年の筆記論文に関して他の答案例をお教え頂ければ幸いです。勉強させて頂きたいと思っています。
質問を再現しますと

1.良かったと思う業務をいくつか、そして失敗した業務についても教えてください。
2.その業務で、都市計画の立場でやったことと他の分野の立場とどう違うのでしょう。
3.仕事を始める際に、まずどのようにしますか。また、失敗した時にどのように対処しますか。キーワードを使って述べて下さい。
4.倫理感は、業務の遂行において重要ですが、業務にあたってどのようにしていますか。
5.経済性管理と人的資源管理とそれぞれの観点で、行った事例を挙げてください。
6.守秘義務について定められていますが、誰に対する義務ですか。
7.倫理観を疑う事例を挙げてください。またどのように対処すればよいと思いますか。


ひとつひとつが、組み合わせの設問で、聞かれていることをしっかり把握するのに注意を要しました。準備では、想定質問に対して、「なるほど」と思えるようなポイントを組み込むように意識して準備していましたので、幾分その説明に時間を要したように思います。昨年度の専門の試験の時に比べると、試験官の方の反応は顕著で、ポイントを強調するたびに二人の試験官の手がどんどん動いてチェックされていくのが分かりました。
しかし、つまり、私がしゃべりすぎて時間を食った可能性があります。二人の試験官がうなずきあったところで、30分弱で終わりました。正直なところ、感触も良く、自分的には、これで落ちたら、どうしたら良いか分からないくらいの感じではあります。とりあえず、こんな感じです。振り返ってみると、質問は少ないですね。

この試験は、加点方式で、制限時間が30分ですので、もし、落ちればしゃべりすぎて時間を失ったということになると思います。そういうことの無いように祈るばかりです。

とりあえず、試験報告でした。とにかく、一息です。。。。。。。

それと、、
皆様の御激励に心から感謝いたします。
有難うございました。
ついでですが、技術士論文の基本ではないかというポイントについて書いておきます。

私は、たまたま昨年合格しましたが、若干のアドバイスをさせて頂きますと、技術士試験では少なくとも今年度18年度までは、あまり凝ったものよりも幾分幅広い知識を問われるのではないかという気がします。

(というのは、試験管は神様ではありませんから、狭い領域で突っ込んで書かれると、口頭試問でついつい別の方面から突っ込みたくなるのではないかという気がします。採点でも、低くなる。逆に幅広く知らない専門の固有名詞がガンガン出てくると、採点や・口頭試問で質問するほうもおごそかにならざるを得ません。)
ですので、

■あまり懲りすぎずに幅広くいくほうが通りやすいということだろうと思います。


ちなみに、私は昨年度、建設一般で「災害に強い国づくりのための社会資本整備」だったかに答えたのですが、

(1) 災害に強い国づくりのための社会資本整備のあり方について、あなたの意見を述べよ。

基礎調査)被害想定)地震被害・豪雨水害・砂防・津波高潮・都市の延焼被害
対策計画)各種緊急点検・減災アクションプラン・地域防災計画・都市防災総合推進事業計画・避難計画・緊急輸送路・外水対策・内水対策・自主防災対策・砂防および急傾斜地対策


など、知っていることを羅列して留意事項をコメントしていっただけです。
実は、五択が8/15しか出来ませんでしたから、この程度の羅列でも論文の点数は、まあまあ良かったのだと思います。

尚、私は国土交通白書も読んでいませんから、コメントも思いつきで書いているだけです。ということで、あまり肩を張りすぎずに自分の頭で素直に考えることが良いように思います。

ついでですが、昨年の専門の土地区画整理で私の答案の骨子を紹介しておきます。


3.現在のまちづくり上の課題に対応した土地区画整理事業の推進方策について事業の特性を踏まえつつ述べよ。

1、はじめに
 既成市街地における土地区画整理の推進が主要な課題となっている旨を書きます。
2、推進方策
3つのパターンを示します。
 それぞれ簡単に留意事項をコメント
(駅前地区)
 ・商業者と一般居住者の権利調整
 ・商業者の営業保証など
 ・早期あるいは細やかな説明
 ・種地の確保
 ・財源見込みの積算
 ・公共政策との整合
 ・公共基盤の確保
 ・過小宅地の減歩率低減
(密集市街地)
 ・区域の詳細な決定
 ・安全性の確保
 ・早期の説明
 ・権利関係の詳細な整理
 ・暫定的な自主防災活動の推進
 ・補助金交付制度など
(低未利用地等)
 ・営農意向調整
 ・地区計画当等の早期検討
 ・公共的な公園計画との整合
 ・公園管理の調整
 ○現実の推進は、このような、パターンの組み合わせになるというようなコメント
3、おわりに
 これからもがんばります。



といことで、こちらも建設一般同様に、知っていることの羅列を、必死で書き込みます。

19年度からは、この方法は通用しにくいかもしれませんが、試験管に対して知識量を示す方法は有効のような気がします。
あまり深みに入ると、採点するほうも何か言いたくなりますから、
ということで、長々とおせっかいで申し訳ありませんが、皆さん今後ともよろしくお願いします。

■■実は、この記事は先ほど「技術士(建設部門:都市および地方計画)3回目の挑戦」さんのブログ
http://tosi-tihoukeikaku.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/index.html
に私がコメントした内容を流用して書きました。このブログは、都市および地方計画に関しては非常に緻密で有益な情報をたくさん掲載されています。昨日からのアクセス上昇もこのブログ経由かなと思っています。いずれにせよ、私も総監に向けて、さらに襟を正して短期決戦に臨みます。



「 」内、後日補足しました。
「上の文章を、改めて読んでみて、少し無責任なノウハウだったような気もし、恐縮です。
少し補足させてください。「コメントを羅列」とか書いていますが。
このブログで書いた例は、ほとんどキーワードのみですが、実際の各コメントは、1.5行から3行程度の文章になります。流石にキーワードだけでは通りません。
ですが、コメントは、「特に○○に留意しながらどうする。」とか、「○○とともに○○にも配慮する。」とかいった簡単に留意事項を述べる程度のフレーズで充分です。あまり力まないで当たり前のことを書けば良いようにも思います。
ということで無責任の上塗りのようになってしまいましたが、、、」

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